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[書評]のメルマガvol.240
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■■ [書評]のメルマガ               2005.11.31.発行
■■                              vol.240
■■  mailmagazine of book reviews    [啓示のトランペット 号]
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■コンテンツ
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★「極私的読書日記」/石飛徳樹
→ついに復活!!! クラシックが聞きたくなる、さすがの傑作書評です。
      
★「面白すぎて、♪どうにも止まらねぇ!」/ミラクル福田
→今回は多忙につき、お休みです。

★「月刊ニュースなビジネス書評」/aguni
→眩暈がするほどタイムリーな本を取り上げます。)

★「あんな新刊こんな新刊」/荻原千尋
→乙女派書店員も多忙につき、今回はお休みです。

★「本の香りだけ」/守屋淳
→情報戦を制するものは世界を制す……
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■「極私的読書日記」/石飛徳樹
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「西洋音楽史」
岡田暁生著
中公新書
780円プラス税

クラシック音痴もクラシックが分かった気になれる福音の書

 自慢出来た話ではないが、クラシック音楽には極めて疎い。
 若い頃から関心はあるのだが、いまだにモーツァルトとベートーベンの区
別もつかないし、ましてや演奏の善し悪しなど、皆目分からない。
 そんな私だが、クラシック音楽評論の善し悪しについては、生意気なこと
に、一家言持っていたりするのだ。音楽の本質をなんとか理解したい、とば
かりに活字の世界に頼ってしまうせいである。

 しかし、音楽の本質を言葉でちゃんと書かれたものに出会うことはめった
にない。
 音楽について書かれた大抵の文章は、業界的専門用語と紋切り型の形容詞
の順列組み合わせで成り立っている。そこには、論理の登場する余地がない。
 音楽を論理で語るのが難しいことはよく分かる。音楽は、最も言葉にしづ
らい抽象的な芸術だからだ。
 だからこそ、音楽を文章にし得る人には、それこそ無条件で尊敬すること
になる。その一人が、岡田暁生である。

 クラシックコンサートの批評も、多くは専門用語と形容詞で構成されてい
るわけだが、大抵、「あそこはいい」「ここは悪い」といった、学校の先生
が生徒の答案を採点しているような感じになる。要するに一つの流れのある
文章になっていない。
 それに対し、岡田の評は、演奏の上手下手の評価の代わりに、このコン
サートにはどんな意味があったか、ということを論理的に表現する。
 だから、私のように音楽に疎い人間にも、眼からウロコが落ちるように、
音楽が分かったような気にさせてくれる。
 その岡田がクラシックを中心とする西洋音楽の通史を新書で書き下ろした
のだから、これは読まないわけにいかない。そして、まえがきだけで、早く
も深い感銘と共感を受けてしまった。
 岡田はこの通史を書くにあたって、クラシック音楽を「できるだけ突き放
して徹頭徹尾『歴史上の産物』として眺め」、「一度その自明性を疑ってみ
たい」と書いている。
 そして、「大作曲家」の「偉大さや不滅性とやらを称揚するといったこと
は、私が一番行ないたくないことである」と続ける。
 そう。私のようなクラシック音痴にとっては、「大作曲家は素晴らしい」
ということを自明の公理のようにされては、そこでもう付いていけなくなる。

 本書は、まえがきで宣言したことを忠実に実行している。大作曲家たちの
音楽がどういう背景から生まれ、どのように評価されていったのか、を、歴
史的かつ論理的に語ってみせる。
 例えば、バロック時代の代表的な作曲家となっているJ・S・バッハの音
楽は、むしろ反バロック的であり、当時の人々からも難解だと思われていた、
という記述がある。
 これなど、バッハの音楽の本質を的確にとらえると同時に、バロック音楽
の意味をも分かりやすく解説してみせるという、まさに離れ業である。
 美から表現への変化、通奏低音と旋律のせめぎ合い、楽譜の出版と聴衆の
愛情の関係、進歩史観がベートーベンに与えた影響……。
 どの時代、どの人物、どの技法に触れた箇所にも、知的興奮をかき立てて
くれるような魅力的な論理がぎっしり詰まっている。

 そして、西洋音楽史を支えていた歴史的文化的基盤を粉々に吹き飛ばした
のが第一次大戦である、という記述に、激しい怒りのようなものがほとばし
る。
 20世紀の音楽を語る時の口調はどこか、それまでの鳥のさえずりのよう
な軽やかさが消え、どんよりした感じに変わる。
 しかし、この通史が書かれた本当の意義は恐らくこの20世紀の部分にあ
るのだろう。副題にあるように、「『クラシック』の黄昏」がこの本の主題
なのだ。

 クラシックの素人の私がいつも不思議に思うことがあった。
 文学でも、美術でも、映画でも、ポップス音楽でも、優れた新作が発表さ
れた時に人々の話題になる。
 ところが、クラシック音楽の場合に限っては、新作の発表がニュースにな
ることはまずない。話題になるのは、モーツァルトやベートーベンなど昔の
音楽を、著名な指揮者が演奏するといった類の話である。
 クラシック音楽界では、スターは指揮者であり、演奏家であって、決して
作曲家ではないのだ。
 強いて言うなら、演劇には若干似たような傾向があるけれど、新作だって
量産されており、劇作家は依然としてスターである。

 岡田は指揮者アーノンクールのこんな言葉で、現代の状況を見事に表現す
る。「18世紀までの人々は現代音楽しか聴かなかった。19世紀になると、
現代音楽と並んで、過去の音楽が聴かれるようになりはじめた。そして20
世紀の人々は、過去の音楽しか聴かなくなった」

 芸術におけるオリジナリティーがこれほど重視される時代に、クラシック
音楽だけがなぜ異なった道を歩んでいるのか。
 本書は、その点についても歴史的経緯をたどりつつ、一つの解答を導き出
している。岡田は、そこにたどり着くために、中世のグレゴリオ聖歌から説
き起こしていった、と言っても過言ではないだろう。

 本書の中で、私が最も感動したのは、マーラーの「交響曲第3番」の終楽
章についての記述である。
 マーラーを「神なき時代の宗教音楽」だと定義したうえで、この終楽章の
クライマックスに現れるトランペットソロを、こう表現する。
 「それはまるで、名もなき人の心に浮かんだ名もなき旋律が天上まで届き、
そのこだまが天使の吹くトランペットの音となって、再び地上に降り注いで
くるかのようだ」
 そして、これを「啓示の瞬間」だというのだ。
 この表現には本当に震えた。ここを読んだ時、私の頭の中には、まだ聴い
たこともないマーラーの「交響曲第3番」終楽章のトランペット・ソロが、
紛れもなく明確な形を為していた。

(石飛徳樹 朝日新聞デスク 現在福岡赴任中)
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■「月刊ニュースなビジネス書評」/aguni
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マンション耐震偽装事件の真犯人は誰?

 aguni です。今日は今、話題No.1の、あの社長を取りあげた一冊です。

『ヒューザーのNo.1戦略
 100崢競泪鵐轡腑鵑悗里海世錣蠅業界の常識を変える 』
 鶴蒔 靖夫著 IN通信社 (2002.11)
 http://www.bk1.co.jp/product/2236559/p-aguni00047

 国会中継やTVのニュースを見ていると、いったい誰が悪いのか、という
ことがわからなくなってしまうような気がします。建設会社の社長が確かに
建設費用を安くするような設計を建築士に求めたのは事実と認めていました
が「あくまで法律の範囲内で、という意味」だと弁明していました。もっと
もなお話です。

 ということで今回の偽装問題は、どう考えても悪いのは建築士本人であろ
うと思うのですが、なぜか世の中で悪者にされているのが今日の本で取り上
げられているヒューザーの小嶋社長。この本がヨイショ記事が中心なのは当
たり前として読んでみると、意外な発見がありました。

 というのは、とにかく小嶋氏というのは不幸な人なんだということ。本人
の性格などはよくわかりませんが、どうも人の脈というものがよろしくない
ようで、人生の時々にさまざまな怪しい人々が現れ、小嶋社長の人生やらビ
ジネスやらを狂わせてきたようです。

 まずは子供の頃、次男だったために母方の実家に養子に出されましたが、
そこで勉強ができると「農家に頭は要らない」と否定されてしまいます。勉
強ができた上にリーダータイプだったために、政治家になって将来は総理大
臣、と夢を語ると今度は高校の教師から、現実を見ろ!と全否定。結局、大
学進学を諦めてしまいます。その後、消火器の販売からはじまって建売住宅
の販売、それから商品先物取引の営業へとずぶずぶと怪しいセールスの世界
へ入っていきます。逃げても逃げても妖しげな仕事ばかり。なんとも悲惨で
す。

 その後、まともなマンションデベロッパーへ入社し、人生の再出発です。
商品先物のほとんど詐欺のような営業(「必ず儲かる」と言って売っていた
ようで、これは間違いなく犯罪ですね)のノウハウが生き、たちまちトップ
セールスマンに。その28歳で独立。会社は順調に成長。

 しかし、その後がなんだかおかしいのです。

 上場の話が持ち上がり、大手信託銀行から財務と総務の担当者が送り込ま
れます。この二人がなんと銀行から「不動産屋」への「左遷」を怨み、小嶋
の会社を破綻させて銀行に戻ろうと企むのです。どーしてこういう人ばかり
現れるんでしょうねぇ。

 ともかく計画倒産寸前のところで発覚し、なんとか経営権を取り戻した小
嶋でしたが、倒産寸前の数字は残ってしまったため、新しい事業も借り入れ
もできません。仕方がないのでちょっと田舎に広めの物件を作り、一か八か
それを販売します。するとこれがまた大当たり。この小嶋社長の商売センス
というのは確かにすごいものがあります。

 再び業績が向上し、再び上場が見えてくると、今度は商社から上場の手伝
いをしたいという輩が二人、小嶋の前に現れます。もちろん彼らは小嶋から
会社を乗っ取るつもり。社長解任、社員の反対、再び小嶋が社長に戻るので
すが、しかしこう続くと、どうしてロクでもない人間がこう小嶋の前に現れ、
彼はコロっと騙されてしまうのだろうと不思議に思います。

 で、今、小嶋社長は建築士が耐震データを偽造していた、というとんでも
ない事態が持ち上がります。瑕疵担保契約を考えますと、ヒューザーが再び
倒産寸前になっているのは一目瞭然。経営にはいろいろなことがあるという
のは理解できますが、とんでもない話です。専門家が嘘をつくなんて、一体、
地震が起こってバレたらどうするつもりだったのでしょうか? 燃える車、
殺人アスベスト、崩れるマンション・・・。世の中、専門家や技術者など、
人に頼った仕組みが崩壊しているような気がします。

 さて、それはさておき、再び小嶋社長は復活を遂げられるのでしょうか?
世間の風はどうも彼に冷たいようですが、むしろ応援すべきなのではないか
と思ってしまいました。これってこの本に騙されているのでしょうか?

 でも彼はその前にお墓参りかお祓いでもした方がいいのかもしれませんね。
良い人脈に彼が恵まれますよう、陰ながら、微力ながら、お祈りしておりま
す。

(aguni ビジネス書・書評者 http://blog.livedoor.jp/bizshohyo/
 メルマガ「週刊ニュースなビジネス書評」発行人。
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■「本の香りだけ」/守屋淳
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情報がなければ戦えないんだな

『「インテリジェンス」を一匙』大森義夫 発行 選択エージェンシー
発売 紀伊国屋書店

本書の著者の方は元内閣調査室長、そう『ゴルゴ13』とか落合信彦流にい
えば(笑)、日本版CIAの親玉だった方です。でも、実態はそういった
フィクションの取り上げ方とはちょっと違うようで、本書にも――、

《そもそも今の日本にはスパイの運命に耐えられる人物はいないし、教育訓
練の場もない。スパイを使いこなす「ケースオフィサー」もいない。国家に
ミッションがないのだ。今後二十年、日本という国家のスパイは出ないだろ
う》

というズバッとした記述があります。スパイ映画のような世界は、あくまで
外国の話で、日本では、内外の情報を公刊資料と人脈で丹念に広い、総理大
臣などに具申するのが主な役割になっているようです。ただしまあ、情報戦
の原則に従えば、この引用した記述も、フェイクの可能性が拭えない所が、
こうした世界の恐ろしさなんですが(笑)

評者は、たまたま『孫子』の本を書いているということもあって、世界の軍
事理論の本を一通り読んでみたりもしたんですが、その中で感じるのは、
「情報」こそ、戦争の結果を決める最大の要素の一つに他ならない、という
ことです。

もちろん戦争ばかりではありません。一つの肝となる情報の有は、国レベル
でいえば政治や外交の帰趨を決し、企業であれば業績や存亡、個人でも人生
行路に大きな影響を与えてしまうのが古今東西の通例です。だからこそ、情
報の争奪は、どのレベルにおいても熾烈極まり競い合いが繰り広げられてい
るわけです。

本書にもそんな厳しい場に身を晒し続けた――在任中が、ペルー大使館人質
事件、オウム事件、阪神・淡路大震災、台湾海峡危機などが勃発した激動期
にあたっていた――責任者の思いを叩きつけたような言葉が随所に記されて
います。

《「与えられた条件の下で解を求めよ」というのは受験勉強だけだよ、現実
はまず与えられた条件を疑うことから始まる》

《デコイ(おとり)を置いたりフェイク(欺罔)情報を発信したりは日常茶
飯事である。正直に、しかし狡知に身構えなくては情報戦に敗れる》

《公然の事実から法則性あるいは発展性を探りだすのが優れた情報マンの技
である》

《情報を読む決め手は経験と執念である》

《情報の担当者が私心とか期待を込めると情報は歪む。情報マンは十分に禁
欲的でなければいけない。道徳とか倫理の問題ではなく、私欲が入ると情報
が客観性を失うからである》

さらに、日本の現状や政府に対する指摘や分析も、情報戦争に身をさらして
きたという背景を持つがゆえに、とても精細を帯びてきます。

《権力構造とリーダーの人物像に関する分析をシビアにやっておかないから、
日本は「善意で付き合っては落胆する」パターンを繰り返している》

《日本の現状は(1)命題の捉え方が後追いになっている、(2)観念議論
が多すぎる、(3)そのくせ既成事実になってしまうと抜け出せない》

《オープンな議論はオープンに行い、サイレントな交渉はサイレントに行え
ばよい。日本のひ弱さはこの使い分けができないことにある。国益の議論な
しには情報活動のバックボーンが出て来ない》

《そこはかとなく「伝えたいこと」を伝えあうのが外交であるとすれば、伝
えたくない内面を探るのがインテリジェンスである》

《情報を使う者(クライアント)がオーダー(注文)を出すことである。そ
れによって初めて情報の戦略性が打ち出される。私自身の苦い経験は一生懸
命「情報」をかき集めても「ほお、そういう事もあるのか」というレベルで
消えてしまう事例が多かった》

ちょっと引用ばかりになってしまいましたが、優れた情報論、優れた日本論
として本書をお勧めします。

(守屋淳 著述業)
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■あとがき
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>戦後すぐに自衛隊に入ったという方とお話しする機会があったんです
>はあはあ
>そうしたら、とても興味深いことを言っていました。戦後すぐって、自衛
隊の幹部は旧日本陸軍や海軍の人たちだったんだけど、「自分たちが日本を
敗北に追いやった」という負い目がその人たちにはあって、みなとても謙虚
だったそうです。
>ああ、なるほどねー
>それで、その姿勢はその後も受け継がれて、しかも「自衛隊は違憲」とい
う主張も強かったから、とにかく謙虚モードは続いていたらしいんです
>ああ、なんかわかる気がします。
>ところが、最近はそうじゃなくなったとその人は言うんです。災害での救
援とか海外貢献とかで活躍して、自衛隊凄いじゃないかというムードが出て
きたこともあって、謙虚モードが失われ始めているというんです。で、「む
かし軍人、いま官僚」という言葉があるそうなんですよ。
>なんですか、それ?
>つまり、驕り高ぶって国を駄目にした組織の変遷らしいんですが、それが
今後また「むかし官僚、いま軍人」と言われるようにならなければいいけど、
とその人は心配しているわけです。
>へー、なるほどねー、内部にいた人だからこそいえることですね。大昔の
軍人、今の官僚、ちょっと前の銀行なんかもそうですが、ちやほやされる
所って必ず内部腐敗を起こしますからね。ないとは言えないことなんでしょ
うね……
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