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[書評]のメルマガ vol.241
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■■ [書評]のメルマガ     2005.12.9発行

■          vol.241
■■  mailmagazine of book reviews  [ 冬のイベント 号]
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[CONTENTS]------------------------------------------------------
★近事雑報「南陀楼綾繁のホンのメド」
 →本をめぐる情報+アルファの雑談です。イベントのお知らせ、たくさん。
★寄稿「『ブックカフェものがたり』ができるまで」石川あき子
 →ブックカフェ・オーナーの本音が伝わる本が、出版されるまでの経緯。
★「大阪豆ごほん」福島杏子(ちょうちょぼっこ)
 →北堀江のふたつの「本スポット」から届く、楽しくて美味しいお便り。
★「食の本つまみぐい」遠藤哲夫 
 →〈大衆食堂の詩人〉エンテツが料理文化史の重要本を紹介します。
★「酒とつまみと営業の日々」大竹聡
 →各方面で話題沸騰のミニコミ「酒とつまみ」の営業秘話です。大好評。
★「版元様の御殿拝見」塩山芳明
 →新幹線通勤中に毎日一冊は本を読む男が版元の社屋を徘徊します。
★「かねたくの読まずにホメる」金子拓
 →40回にわたった連載も今回で完結。最後に「読まずにホメ」た本は?

*本文中の価格は、すべて税抜き(本体)価格です。

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■南陀楼綾繁のホンのメド 
新刊、古書、マンガ、雑誌、ウェブサイト、書店、イベントの近事雑報
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【トピックス】
★海月書林 冬の古本市が開催中
 オンライン古書店〈海月書林〉が、今年も古本市をやっています。12月
9日(金)〜13日(火)、荻窪ひなぎくにて。これまでの海月日誌をいくつか
まとめたミニ冊子のほか、100〜400円の均一本コーナーもあります。加えて
戦前のマッチラベル、古いマッチ、紙型などの古モノも販売。

期間:12月9日(金)〜13日(火)
時間:平日 14:00〜22:30/土日 正午〜22:30(最終日のみ21:00まで)
場所:荻窪ひなぎく 杉並区上荻1−10−3−2階
電話:03−5397−2223
http://www.kurageshorin.com/

★コクテイル書房で3日連続イベント

高円寺の「古本酒場コクテイル」で、12月9日(金)夜から12月11日(日)
まで、「立ち飲みと、古本の夕焼け市」と題するイベントがあります。

12月9日(金)
「瞳さんと正介さん〜息子山口正介が語る父山口瞳」
山口正介、聞き手:荻原魚雷、海治洋一 19:00 ¥2,000(当日でもOK)

12月10日(土)
「立ち飲みと古本即売会」 12:00〜18:00 
古本即売会です。昼間から立ち飲みで一杯やりながら参加者が持ち寄った古
本をのんびり選んで買って下さい。

「須藤もんライブ」 19:00 ¥1,500

12月11日
「立ち飲みと古本即売会」 12:00〜18:00 

「オヨちゃんとモクローくんの《古本ジェットストリーム》」
南陀楼綾繁(ライター)X山崎有邦(オヨヨ書林) 14:00〜16:00 無料
根津の古書店「オヨヨ書林」(http://www.oyoyoshorin.com/)の店主にして、
「不忍ブックストリートのニセ平井堅」の異名を取る「オヨちゃん」こと山崎
有邦と、本のコトならドコでも首を突っ込む編集者・ライターの「モクローく
ん」こと南陀楼綾繁が、東京は高円寺・古本酒場コクテイルをキーステーショ
ンに、周囲3メートル四方の皆様に向けて、思いついたハナシを喋ります。二
人の絶妙にかみ合わない会話をお楽しみください。最近の収穫本や、好きな音
楽を掛けるコーナーもあり。

「中川五郎ライブ」共演:宮武希、今井忍 19:00 ¥2,000

古本酒場コクテイル
杉並区高円寺北2-24-13 あづま通り
03-3310-8130
http://koenji-cocktail.com/

★『アートの仕事』出版記念イヴェント

「太陽レクチャー・ブック・シリーズ」(平凡社)の最新刊004『アートの仕
事』と005『本屋さんの仕事』が刊行されました。どちらの現場の経験から、
わかりやすくその仕事の大変さとおもしろさを伝える内容になっています。こ
のうち『アートの仕事』発売を記念してのトークイヴェントがあります。

『太陽レクチャー・ブック004 アートの仕事』(平凡社)刊行記念
会田誠×八谷和彦×小谷元彦 トークセッション

2005年12月10日(土)18:00〜20:00
会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
定員:100名様
入場料:¥1,000(税込)
お問い合わせ 03−5485−5511
http://www.aoyamabc.co.jp/events.html#ao20051210_1

『アートの仕事』『本屋さんの仕事』の詳細情報はこちら。↓
http://www.cloverbooks.com/lecturebook/lecturebook.html

【新刊】
★『ブックカフェものがたり』
 幻戯書房より12月15日頃、矢部智子・今井京助ほか『ブックカフェものが
たり 本とコーヒーのある店づくり』(1900円)が刊行される。同書は、いま
全国各地で、増えつつある「ブックカフェ」の現状を、つくり手の側から語っ
た初めての本。東京、大阪、京都の9店のブックカフェ・オーナーへのインタ
ビューを中心に、「ブックカフェという新しい空間スタイル」の現状を明らか
にする。老舗古書店の三代目が開店した古本カフェ、仲良し4人組の若い女性
が始めた貸本喫茶、ネット古書店主が開いた喫茶店など、多種多様なブックカ
フェが登場する。
 また、ブックカフェの開業のしかたや、運営のコツを具体的に解説。巻末に
は、全国ブックカフェ&ブックギャラリーのリストを掲載している。本書を通
して、「本を読まない」と云われがちな若い世代の、これまでとは違った「本と
の付き合い方」がわかる。

公式ブログはこちら↓
http://kawasusu.exblog.jp/

 また、同書刊行を記念して、大阪のCalo Bookshop and Cafeの恒例イベント
「書店員ナイト」が、はじめて東京で開催されます! 本に関わるお仕事の方
や関心をお持ちの方ならどなたでもご参加いただける、ゆるやかに関係者の交
流を深める会です。今回は大阪での通常スタイル通 り、特に余興や出し物な
どはございませんが、これからの本と本屋について、ご参加の方々で前向きに
意見を交わしていただければと思います。

日時:2005年12月12日(月) 19:00〜21:30
会場:A/Z Books&Cafe(エーゼットブックカフェ)
東京都千代田区麹町3-12-6 1F
phone:03-3512-3910
会費:2000円(フリーフード付) ※ドリンクは別です(1ドリンク500円)
お問い合わせ:Calo Bookshop and Cafe 
e-mail: info@calobookshop.com
phone: 06-6447-4777

★右文書院から年内2冊
 坪内祐三さんをして、「最近の右文書院の新刊は、スーパーバイザー堀切直
人のもと、素晴らしいラインナップだ」(『本の雑誌』2006年1月号)と云わ
しめた同社から、多くの版元が避ける年末に堂々と2冊刊行されます。

 一冊は、堀切直人『浅草 戦後篇』。浅草公園のシンボルだった瓢箪池が埋
め立てられ、香具師のタンカ売が路上から消えていくなか、六区のストリップ
劇場の舞台では軽演劇の役者たちがアドリブで鎬を削り合っていた。『浅草』
(栞文庫)、『浅草 江戸明治篇』、『浅草 大正篇』に続く、「浅草四部作」
の完結篇(帯文より)。
 目次には、「瓢箪池が埋め立てられた」「浅草盛衰記」「染太郎に集う芸人
たち、作家たち」「木馬館今昔」「浅草軽演劇・芸人群像」「唐十郎の下谷万
年町と浅草」など、思わずソソられるタイトルが並ぶ。付録として、『週刊読
書人』に載った唐十郎との対談、『本とコンピュータ』に載った資料調査につ
いてのエッセイを収録。コレはすごいぞ。それにしても、四部作完結にあたっ
て、どこかの雑誌(『東京人』あたり)が一定の長さの著者インタビューを載
せるべきではないだろうか。

四六判並製・440ページ
定価:2,200円
装画:美濃瓢吾 装幀:古舘明廣
12月中旬発売予定

 もう一冊は、川崎彰彦『ぼくの早稲田時代』。1950年代に早稲田大学露文
科に入学した著者が、友人や女性たちとの交流を通して成長していく「文学青
春群像」。五木寛之さんをはじめとする同級生たちがモデルとなっている、著
者初めての長篇小説。挟み込みの栞の執筆者は、小沢信男さん、涸沢純平さん
(編集工房ノア社主)、高杉晋吾さん(ルポライター、露文科の同級生)。跋
およびオビには五木寛之さんの文章が。なお、これは珍しく堀切直人スーパー
バイズではなく、南陀楼の持ち込み企画です。

四六判並製・390ページ
定価:本体2,700円
装幀:林哲夫
12月下旬発売予定
http://www.yubun-shoin.co.jp/

【展覧会】
★ポポタム・ミニギャラリーの展覧会
わだときわミニ展 11/30〜12/11
自ら漉いた紙に刷る版画家・わだときわ(高知在住)の展示。 かわいらしく
て迫力のある作品が並びます。「ガリ版レターセット」「木版ゆうびん」など
印刷お手紙グッズも。

「冬日」武藤良子展  12/14〜12/18
「白蓮れんれん」(集英社文庫)の装画となった「青い花」ほか洗練され、勢い
のあるイラストの数々。

ブックギャラリー ポポタム
http://popotame.m78.com/shop/index.html
豊島区西池袋2-15-17
03-5952-0114
12〜18時 月・火休

このコーナーでは、なるべく幅広く情報を紹介したいので、新刊・展覧会・
セミナーなどの情報をお持ちの方は、南陀楼までお送り願います。


なお、ココに載せられなかった新刊、イベントなどの情報は、随時以下に
掲載しています。ときどきご覧ください。
「ナンダロウアヤシゲな日々」
http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/

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■寄稿『ブックカフェものがたり』ができるまで  石川あき子
 一度頓挫した本は、いかなる紆余曲折を経て世に出たのか?
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 皆さんはじめまして。大阪でCaloというブックカフェをやっている石川
です。もうじきでる『ブックカフェものがたり』(幻戯書房)という本の執筆
者の一人です。この本ができるまでの紆余曲折を宣伝も兼ねて書くように、と
の編集担当者K氏からの指令ですが、私の独断と偏見で、倒産物件取扱いのケ
ーススタディーとしての裏話を中心に披露させていただきます。

7月26日月曜日の開店直後でした。お昼どきでばたばたしているところへ電
話、誰だよーこんな時間に!と出ると、知り合いの版元営業さんでした。「今
忙しいので後で…」と言いかけると「メタローグ、倒産しちゃった!」と。7
月の初めに担当編集者の中田崇さんから「ちょっと遅れています」と聞いてか
ら、なかなか出ないなーと思っていた矢先でした。

この件に対して特に不安を感じていた、というわけでもなく、実際中田さん
も倒産するなんて思っていなかったとのこと。ですが、ニュースを聞いたとき
それほどの衝撃はなく、「分かりました、じゃ、次(の版元を)探しまーす。」
と答えていた私。これまでの貧弱な書店・出版経験でも倒産物件あるいはそれ
に準ずる物件に関わったことは1度ではなく、こういうときどうするか、とい
うのがある程度具体的に見えていたせいもあるかもしれません。

まだ出版されていない本の執筆者だった私たちは債権者ではないとみなされ
ていて誰からも連絡がなく、「新文化」などの業界サイトでもまったく情報が
ありませんでした。第一報をもたらしてくれた人は過去の仕事でメタローグの
債権者になっていた人で、彼のおかげで運良く破産の事実と担当弁護士の連絡
先を知ることができたのです。

この本のスタートは今年の2月でした。去年同じくメタローグからでた『本
屋さんになる!』の続編の企画がある、という話が中田さんからあり、上京し
た時に打ち合わせをしました。『ブックカフェ店主になる!』の企画は、『本
屋さんになる!』を作っているときに、関西では本のマーケット自体が小さい
ので、小さな独立系本屋さんでも、本の売上げに頼らず店を維持する方法を模
索している人が多い、ということを私が中田さんにぽろっと話したのがきっか
けになったとのことでした。

しかし、中田さんと会った後に行った、AZブックカフェ(麹町)の梶村陽
一さんや知り合いの書店・出版・喫茶関係の方々との飲み会の席では、こんな
儲からない商売をおススメする本を作るのはいかがなものか?とかなり(勝手
に)紛糾。けれども中田さんの熱意と励ましにより、その後企画はどんどん進
行し、私はこれを読めば誰でもCaloができるぐらいの原稿を書いてしまい、
「脱ブックカフェ」を唱えていた梶村さんも結局執筆することに。校正も終わ
って印刷を目前にしたところでの頓挫でした。

知り合いのお店もいくつか紹介されていましたし、実際私も頑張った本が出
ないのは悔しい!という気持ちが強くて、鼻息も荒く「復活させてやるー」と
動き出すことに。破産を知った翌日には、印刷所を調べて担当の営業さんに連
絡を取りました。担当の方は親切に対応してくださって、進行具合や印刷所に
残っているデータについて教えてもらい、まだ印刷されていないことを確認、
出来上がっていた本が即ゾッキとして流通する可能性はなくなったので「助か
った」と思いました。さらに、弁護士さんたちとのやりとりで、私たちが債権
者にならないことや、今回はまだ印刷されていない本に破産管財人は関与しな
いことなども確認し、これで、他の版元から出す、という方向性は固まりました。

しかし、私は一寄稿者としてのかかわりだったため、いったいこの本に関わ
っている人が他に何人いるのかも分からず、それ以降なかなか前に進めません
でした。ともかく関係者を探そうと、執筆者のうちもともと知り合いだった、
矢部智子さん、梶村陽一さんとは、すぐに連絡を取るようになり、それまで独
自に動いておられた今井京助さんとはお盆明けに連絡がついて、4人で情報交
換しはじめました。しかし編集の中田さんが携帯を持たない主義の人だったた
め、連絡先が誰も分からず、やっぱり中田さんがいないと…と、店に来てくだ
さった出版関係の人に話をする以外、何もできないまま悶々と時間は過ぎてい
きました。

ちょうどその頃、Caloで南陀楼綾繁さんこと河上進さんの『チェコのマッ
チラベル』トークショーがありました。その打ち上げ会のときに、手持ちの
ゲラを河上さんに見ていただく機会がありました。それをきっかけに、河上さ
んが9月から仕事をすることになった幻戯書房から出したい、という話に。
幻戯書房は、メタローグと同じ印刷所と取引があることが分かり、引き続き発
注できることを確認、それと前後して無事、孤軍奮闘してくださっていた中田
さんとも連絡が取れて、後の権利関係の問題の解決方法については河上さんと
中田さんにお任せし、一気に復活に向けての話が進んでいきました。執筆陣は
新しい版元にあわせて、読み物的な面を打ち出す方向に原稿の手直しを行い、
同時に全国のブックカフェ情報の更新と追加をして、『ブックカフェものがた
り』というタイトルと新しい装丁で、なんと年内の発売が実現することになっ
たのです。

ということで、運よくスピーディーに世に出ることになりましたので、内容
の新鮮さもキープ。全国の書店員さんはぜひ平積みよろしくお願いします。
ブックカフェをやっていくのもなかなか大変だ! ということが正直に書い
てある部分もちゃんとありますし、すてきなお店をやっている人へのインタビ
ューは、どうしてそんなお店が作れるのかというところにも迫っていて、読み
物として、How to本として、ブックカフェガイドとして、といろいろに読める
本になっていると思います。本屋さんで見かけたら、ぜひ手にとってみてくだ
さい。そして、気に入ったお店が見つかったら、実際に足を運んでみてくださ
るとうれしいです。

〈いしかわ・あきこ〉 Calo Bookshop and Cafe店主。12/12にCalo恒例イ
ベント「書店員ナイト」を東京で開催。会場はAZブックカフェです。来てく
ださいね。
http://www.calobookshop.com

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■大阪豆ごほん  福島杏子(ちょうちょぼっこ)
(25) 菊富士ホテルから紡がれる糸
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目的もなく歩くことが好きだ。特に街中をふらふらと歩いていると猫がひな
たぼっこしている様や近所のおばちゃんたちの世間話に耳を傾け、周囲の日常
を眺めるほか、古い建物、歴史的な石碑といった時間の流れを感じさせる発見
もある。たいてい誰もが足早に過ぎていくそれらの前にたたずむと時間がしば
し止まり過ぎ去ったにぎやかな情景が眼前に広がる気配を感じる。そのままそ
こに身をひそめておいていると、ゆらゆらと定まらない不思議な感覚に襲われる。

少し前になるが、東京で「本郷菊富士ホテル」跡を訪れた。その際にも70年
〜80年ほど前にそこで交わされた会話、生まれた逸話を想像するだけで心がざ
わざわと騒いだ。もともと、とある喫茶店に並ぶ背表紙に書かれた『本郷菊富
士ホテル』(近藤富枝著 講談社)というタイトルを見たときに「菊富士」と
いう音の響きが美しくもはかなげでドキッとした。

「本郷菊富士ホテル」はご存知の方も多いでしょうが、大正から昭和にかけて、
多くの文筆家がこぞって滞在したホテルだ。東京大正博覧会に訪れる外国人観
光客を目的に建てられたホテルで、塔を備えた3階建ての洋館だった。何しろ
高台の見晴らしの良い場所に建てられたため、富士山も見ることができた。す
ぐ近所に私立女子美術学校(現女子美)もあったので、少女たちのにぎやかな
笑い声、おしゃべりもあたりにこだましていたのではないだろうか。

「本郷菊富士ホテル」には大杉栄、伊藤野枝、谷崎潤一郎、竹久夢二、三木清、
坂口安吾、宇野千代などが滞在していた。下宿のようなホテルという閉じられ
た空間で育まれたロマンス、終わったロマンスもあまたある。そのようなゴシ
ップ的な要素に女子としては興味をもってしまう。一方で竹久夢二と谷崎潤一
郎が同時期にひとつ屋根の下で過ごしていた。時にはあいさつぐらいは交わし
たかもしれない。また、夢二は大杉栄とも「平民新聞」時代につきあいがあっ
た。もっとも「本郷菊富士ホテル」には同時期に滞在はしていないようだが、
日蔭茶屋事件で大杉栄を刺してしまった神近市子をかつてお手伝いとして雇っ
ていたこともあるという不思議なつながりが見えてくる。「本郷菊富士ホテル」
というキーワードから派生する糸が縦横無尽に走り、複雑に絡んでいく点が興
味深い。

絶版で手に入らないため未読ではあるが、マンガで『菊坂ホテル』を描いた
上村一夫もこのホテルに魅了されたのだろう。「本郷菊富士ホテル」は第二次
世界大戦中の1945年、東京大空襲のあった3月10日に炎上した。大正から昭
和にかけて、軍国主義の波が押し寄せる最中のユートピアとしてそこがあった
と想像する。

〈ふくしま・きょうこ〉貸本喫茶ちょうちょぼっこのメンバー。ほんとうに掃
除らしい掃除をわたしたちは一年に一度しかしない。大掃除の日程の都合で、
ちょうちょぼっこの営業は年内18日まで。従ってせっかく南陀楼さんが『ブ
ックカフェものがたり』のブログで「クリスマスイブにはブックカフェへ!」
というPOPをたてることをが提案してくださいましたが、クリスマスは大掃除
のため営業はしていません。申し訳ありませんが、また来年お待ちしています。

貸本喫茶ちょうちょぼっこ
〒550-0014 大阪市西区北堀江1-14-21 第一北堀江ビル4F
金:18:00〜22:00/土日:13:00〜21:00
http://www.nk.rim.or.jp/〜apricot/chochobocko.html

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■食の本つまみぐい  遠藤哲夫
(15)台所を見つめてみよう
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栄久庵憲司+GK研究所『台所道具の歴史』柴田書店(味覚選書)、1976年

これまで紹介の本は、最初の江原恵『庖丁文化論』をのぞくと、食文化の表
層つまり風俗に近い部分を概観する趣旨のものが多かった。まだ連載は続けら
れるようなので、食文化の表層から、骨格の部分へ入ってみたい。

小津安二郎監督の「東京物語」だったと思うが、座敷の前の廊下から、奥に
ある台所が写る場面があって、薄暗い台所に鉄パイプの脚のテーブルが輝いて
見えた。ほとんどの日本人が座敷でちゃぶ台にむかい、「ダイニングキッチン」
という言葉を知らなかった時代だろう。1960年代なかば、おれが最初の結婚
で入居した職員住宅は「2DK」と呼ばれたが、まだそういう呼び名の住居に
住むのが、羨望される時代だった。そして、新婚の二人は、安っぽいピンク色
したデコラトップのテーブルで、インスタントコーヒーにトーストの朝をむか
えるというのが、マットウな健全な日本人のあこがれだった。その時代、おれ
もそうだが日本人は、DKという生活スタイルは、外来の「洋風」のものだと
思っていた。

ところが本書では、調理は、どの場所で何を使って始まったのかと、縄文期
のツボ・カメ・ハチの話から、台所と台所道具が生まれ育ち、あるいは消え、
あるいは再生する様子を縦横無尽に描き、最後のほうで、DKなんていうが、
じつはあれはね、と、こう書く。「戦後もてはやされたダイニング・キッチン、
リビング・キッチンはその西洋風の名称とは裏腹に、農民のワンルーム住居の
復活なのである」。本書は、エッと思うような、おどろきの連続だ。

とくに食や料理は、毎日のことなのに、その知識たるやマチガイやカンチガ
イが多い。料理や味覚は、食べると消えてカタチが残らないからで、それを
またイイコトに、文字をあやつるアヤシイ人々がマチガイやカンチガイのまま
書き散らすことを重ね、いつのまにか誤った常識がフツウになる。ま、コンニ
チでも、かなり多くの食系の本には、ごく基本的なマチガイやカンチガイが少
なくないのは、そういうわけなのだ。そこで、ところが、料理や味覚にイチバ
ン近い物的証拠というと、台所道具である。

それが語る近現代は、日本人の大多数は人間らしい美味を楽しんでこなかっ
たという事実だ。むかしの人は、おいしい釜のめしと旬の味を楽しんでいたと
いうのは、ノスタルジーがもたらした幻想にすぎない。味噌と醤油と塩で味付
けするだけの美味から遠い料理を、「素材」を生かした料理というコジツケで
片付けてきた。これは江原恵さんの主張でもあったが、本書はそれを台所道具
という物的な面から裏付けているともいえる。たとえば日本人が執着していた
羽釜にかわり、なぜ電気釜が急速に普及したのか。著者は、こう指摘する。戦
後の電気釜が普及した時代の主婦「彼女達は、米さえ十分になかった時代に育
ち、うまく炊かれた御飯の何たるを知っているわけではなかった」。彼女達は
また、もっともよろこんで化学調味料を受け入れたのだった。であるから、コ
ンニチのあやしげなA級B級グルメが可能だったのだ。

そしていま、食育だのなんだの騒がれて、戦後の「カタカナ文化」が日本の
食を堕落させたかのような、お粗末な論がまことしやか流布している。カレー
ライスにしてそうだが、カタカナであっても日本人の知恵から生まれた台所が
あり料理がある。アタフタ知ったかぶりグルメもいいが、著者の言葉に耳を傾
けてみよう。「もう一度身のまわりを見直してみよう。私たちの生活にとって、
台所はどのような未来があるべきなのか、それは判らない。しかし、私たちが
本当に望むもの、未来の台所の方向を示す兆しがあらわれている。私たちはそ
れを注意深く読みとり、育てていく必要がある」

本書の出版から、30年たとうとしているが、現状は、どうだろうかな。本書
の内容については、おおいに議論あるところだろうが、とにかく、日本の台所
道具の歴史を、総合的な視点で通史的にまとめたものとして画期的なものであ
り、かなり話題になった書である。

〈えんどう・てつお〉フリーライター。12月15日発売の月刊『食品商業』(商
業界)1月号から、「食のこころ、こころの食」という通しタイトル で、毎号
編集部からいただいたテーマについて書く、ということをやる。はたして、続
くか? 初回は「「食の豊かさ」ってなんですか」だ。よろしく〜。酒盛の季
節なのに、来春2月発売予定の酒本の原稿のために、酒の取材をしながら、忙
しくてあまり酒が飲めないという皮肉な日々。でも、飲んでるよ。

「ザ大衆食」 
http://homepage2.nifty.com/entetsu/

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■酒とつまみと営業の日々  大竹聡
(31)小淵沢で激励される!
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 2005年4月16日未明、高田渡さんが亡くなった。吉祥寺の『ハバナムーン』
のマスター木下さんからの留守録メッセージでそれを知った。夜、彼の店で飲
みながら昨年の8月15日を思い出していた。その日は同じく吉祥寺の『のろ』
というライブハウスで渡さんのライブがあった。私と編集Wクンは、お店に頼
んで、『酒とつまみ』の第5号を販売させてもらった。

 ライブが終り、打ち上げになって、私は渡さんに挨拶をした。すると渡さん
は、もうだいぶ酔った感じだったが、目尻に深い皺を刻んで、にやりと微笑んだ。
「ああいうものを、読む人がいるらしいよ」
 あんな雑誌だが、けっこう評判じゃないか。肩の力を抜いて、楽しみながら
続けたらいいよ――。そう言われたような気がして、とても嬉しかった。

 それより一ヶ月ほど前、つまり渡さんのインタビューを掲載した『酒とつま
み』5号が出てしばらくした頃のことだが、編集Wクンは『ハバナムーン』で
渡さんに会っていた。偶然のことだが、その席で渡さんはWクンに、「あれを
もっとくれよ」と言ったそうだ。手持ちがなかったWクンは『ハバナムーン』
に置いてもらっている分から3冊をいったん借りて、その場で進呈した。
 すると渡さん、側で飲んでいた常連の女性にさっそく1冊をあげてしまった
という。 渡さんは、私たちの雑誌を自ら配ってくれたのだ。バカなヤツらが
バカな雑誌をやっている。読んでごらんよ、本当にバカだから――。
 それから1年と経たないうちに、渡さんは帰らぬ人になってしまった。しば
らくの間、私は毎晩、深酒をした。

 4月も下旬になったが、まだ淋しさが拭えない。『酒とつまみ』7号の追い
込みに入らなくてはいけない時期なのに、力が入らない。7号目を迎えて、こ
れからどう編集したらいいのか、少し迷う気分もあった。
 そんな頃、ある雑誌の取材で小淵沢に行った。『雨鱒の川』発表以来10年に
もわたって筆を断ち、『翼はいつまでも』で見事に返り咲いた川上健一さんに
インタビューをしたのだ。
 長身痩躯、かなりの男前の川上さんは、私の拙い質問にもていねいに答えて
くれた。
「読者も編集者も意識せず、ただ自分が本当に書きたいものを書こうと思った
んですよ」
『雨鱒の川』も『翼はいつまでも』も、そうして書いたと川上さんは言った。

 私は、この一言に打たれた。自分が本当にやりたいことをやればいい。それ
ができれば他に何もいらないじゃないか。それは、高田渡さんがにやりと笑っ
たときに聞こえたように感じた言葉にも似ていた。
 私と、同行したカメラSさんは、小淵沢駅前の蕎麦屋で昼酒を飲んだ。やり
たいことをやり切った高田渡さんがいて、今それをしっかり実行している川上
健一さんがいる。それだけのことに、ひどく激励され、酒が進んだ。

「Sさん、俺たちもがんばりましょう!」
 すると宙を見つめていたSさんはひと言。
「ちきしょー、川上さん格好良かったなあ!」
 なにが「ちきしょー」なのか分からなかったが、すでに赤ら顔のSさんの目
は、少しばかり潤んでいるように見えた。

〈おおたけ・さとし〉『酒とつまみ』編集発行人
懸念された後厄もあとひと月で明けるところまで漕ぎ着けた酔いどれ。毎朝の
習慣は神頼みならぬサプリ頼み。『セサミン』を定番に肝臓再生を期待したい
『ヘパリーゼ』、実は二日酔いにも効くという『ハイチオールC』の連続飲み。
あとは梅干1個で今日もすっきり?
http://www.saketsuma.com

ついにブログに進出!「『酒とつまみ』三昧」、見てね。
http://blog.livedoor.jp/saketsuma/

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■版元様の御殿拝見  塩山芳明
(39)青土社の巻  H型検便マッチ箱事務所の“思想的深度”は?
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「30過ぎても共産党を信じてる奴は馬鹿!!」最近はめったに耳にしないが、
連合赤軍事件以前にはよく。馬鹿言っちゃいけないと反発する一方、プロレ
タリア独裁の後に“人類皆平等社会が”という調子いい思想に、「ひょっとす
ると…」の懸念もチラリ。似たような雑誌も。「30過ぎて『ユリイカ』を読ん
でる奴は馬鹿!!」このワンフレーズに一切の異論はない(つまり、20歳前後
に買ってた経験が。今でも本屋で遭遇すると、10代の自分のラブレターを見た
ようで赤面。改築以前の「日本特価書籍」は、レジ横に『現代思想』と共にバ
ックナンバーがズラリ。同店への唯一の不満であった)。

 同社、確か明大裏の錦華通りに。初めて見た時は、検便用マッチ箱並の事務
所に大いに幻滅したが、底辺とはいえ、今業界人として見れば納得(校医さん
だって、業務用マッチ箱一杯に糞を詰め込まれても困る。←?)。千代田区神
保町1-24、カトーサイン第一会館1階。5階建て。よく見れば古いがシャレた
設計で、正面全体に“H”型の枠(クリーム色)。何の“サイン”か不明だが、
考え抜かれている(『現代思想』ほどの“思想的深度”はあるのかな? もっ
とも同誌、1度も読んだこたない)。東浩紀の「三省堂書店」での講演会ポスタ
ーも窓辺に。何か、ジャズ喫茶「響」ありし日の頃の雰囲気が、この一角だけ
にはリアルに残存(両眼を閉じ、指とアゴと膝でリズム取る、あの極馬鹿ムード)。
 
 が、立ち小便取材後、同社HPを見ると、住所は神保町1-29市瀬ビルと。
刊行物にも。すると、あの“H型検便マッチ箱事務所”は、営業部か何か? 
本連載、1社1度の立ちション取材で済ませるのが常だが、今回は寒波の中を
再挑戦。が、地図に1-29は見つからない。神保町は入り組んでて有名。28、
30はあるのに、29がどうしても。『彷書月刊』編集部や、日本労働党の事務
所が見つかったのは収穫だが(労働党の前身、ML派の中大の活動家Mに、32
年前5千円貸したままなのを、ふと思い出す。噴怒の余り事務所に放火したく
なるが、妻子ある身でもあるし、グッと耐えた大人な俺)。

 更に見たくなかった物件を。平和出版の旧社屋だ(千代田区共産党委員会の
近所)。長く青息吐息だった同社、自社ビルを売り飛ばしたが借金はチャラに
ならず、12月頭に倒産したてのホヤホヤ(46年の歴史が。実話誌、『夜の窓』
『内外実話』が有名)。中はガランドーで取り壊しを待つばかり。諸行無常を
感じつつ市瀬ビルを求め歩くが、年の瀬の倒産物件のせいか、気分は落ち込む
ばかり。「いーや!あれが青土社の全てって事にしとこ!!」(テキトー…)

 で、青土社って、河出書房新社とイメージが重なる面多い。角兵衛獅子商法
と言うか、インチキ芸能プロダクション風の手口が。しかも思惑がシースルー
な河出より、思想先行なトコがインチキっぽさ3割アップ。でもそれは20代前
半までは何となく輝いて見え、25あたりを境に店頭でも刊行物に触れなくなり、
30を過ぎると前出の通り。

 要するに、田舎インテリの『平凡』か『明星』か?(倒産や自社ビル売った
河出が『平凡』で、青土社はしぶとく『Myojo』として生き残ったって事?)。
赤面雑誌、『ユリイカ』が参考になる場合も。同誌が特集したら、あらゆるブ
ームは既に終息に向かったなと悟るべし。

〈しおやま・よしあき〉エロ漫画編集者。編プロ「漫画屋」を率いる。著書
『嫌われ者の記』『現代エロ漫画』(一水社)。なお、この連載に関しての批
判・苦情・お叱りは筆者本人まで、どうぞ(ただし、謝るとは限りません)。
mangaya@air.linkclub.or.jp
http://www.linkclub.or.jp/~mangaya/

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■かねたくの読まずにホメる 金子拓
(40)本は人をあらわす
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鹿島茂『甦る昭和脇役名画館』講談社、2400円、2005年11月

濱田研吾さん(「はま」の字は別体だが通用している字で代用させていただ
きます)の『脇役本』(右文書院)が私の「脇役好き」に火をつけたことは間
違いないが、同書と出会う以前から、主役より脇役のほうが気になるたちであ
ったことも、また間違いない。これもまた天の邪鬼のなせる業なのだろう。

当初は成瀬巳喜男作品などある程度名の通った映画から観ていたせいか、ま
ず気になったのは、加東大介や伊藤雄之助だった。どの映画にも出てきて、そ
の都度印象に残る役を演じているので、自ずと名前が脳裏に刻まれるのである。

もっともある程度かつての日本映画を観るようになると、加東大介や伊藤雄
之助は主役を演じる力量を十分もった人であることがわかり(実際主演作品も
ある)、脇役好きとして二人の名前をあげても、マニアックでも何でもないこ
とを知ることになる。

とはいえ気のいい役柄がニンに合った加東大介はともかく、ひと癖もふた癖
もある役の多い伊藤雄之助を好きな俳優としてあげたら、同好の士と話に花を
咲かせることは十分可能だろう。鹿島茂さんの新著である本書でも取り上げら
れているが、我慢できず彼を取り上げた章を見てみると、こんな強力な一文か
ら書き出されている。

 主役は取り替えがきくが脇役は代替不可能。これが本書の「思想」である。

本書では『脇役本』よりさらにマニアックな人びとが取り上げられているよ
うに感じた。荒木一郎・ジェリー藤尾・岸田森・佐々木孝丸・天知茂・吉澤健・
三原葉子・川地民夫・芹明香・渡瀬恒彦・成田三樹夫等々。70年代に年平均
400本もの映画を見まくったという鹿島さんならではのキャスティングで「脇
役名画館」が上映される。

本書が鹿島さんの100冊目の著作だという。かなり初期からの愛読者であるが、
函入の本はあるいは初めてか。私の鹿島茂という人物のイメージは、シャツも
ジャケットも黒ずくめのいでたちである。ファッションの好みをストレートに
反映したかのようなつや消し黒(対して本体のカバーを取るとつるつるした表
紙だ)が印象的で、こんな「黒い本」もまた、これまでの鹿島さんの本にはな
かったのではあるまいか。

〈かねこ・ひらく〉サイト「本読みの快楽」運営。本業は日本史研究者。40回
続いた「読まずにホメる」も今回で最終回です。足かけ4年の間、拙文を少し
でもご覧いただいた方々に感謝申し上げます。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~kinko/index1.htm

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■あとがき
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かねたくこと金子拓さんの「読まずにホメる」が、今回で最終回です。毎回
読まずに書くためには、その書き手の以前の本や関連の本を参照せねばならず、
ある意味で普通の書評よりはタイヘンだったのではないかと思います。病気で
休載したほかは、律儀に締め切りを守ってくださいました。どうもありがとうご
ざいます。
 この位置に代わる連載が、来年1月発行の号からはじまる予定です。さて、
どなたが登場するのか、楽しみにお待ちください。〈南陀楼綾繁〉

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『ブックカフェものがたり』
『ブックカフェものがたり 本とコーヒーのある店づくり』(矢部智子・今井京助ほか著
| Kyoko of Today | 2006/01/24 5:08 PM |
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