[書評]のメルマガ

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[書評]のメルマガ vol.268
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■■ [書評]のメルマガ     2006.6.16発行

■                  vol.268
■■  mailmagazine of book reviews  [ We love brain号]
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[CONTENTS]------------------------------------------------------
★近事雑報「退屈男&南陀楼綾繁のホンのメド」
 →本をめぐる情報+アルファの雑談です。今回から力づよい相棒が登場。
★「真駒内石山堂通信」杉村悦郎
 →山口瞳熱愛者と永倉新八のひ孫。二人がお伝えする札幌の本事情。
★「女ともだちの本棚」鶯谷万亀子
 →某人文出版社の辣腕編集者による過去と現在が交錯するエッセイ。
★「今月ハマったアート本」平林享子
 →デザイナーの気概と歓びが感じられる、カッコいい一冊を紹介します。
★「もっと知りたい異文化の本」内澤旬子
 →皮鞣しに憧れて、ついにアメリカのワークショップに参加してきました。
★「渡辺洋が選ぶこの一冊」
 →現代詩は定型や紋切り型を離れて自由であるべきだという思想を貫徹する。
★「全著快読 梅崎春生を読む」扉野良人
 →『桜島』などで知られる梅崎春生(1915〜65)の全著作を完読します。

*本文中の価格は、表示のあるもの以外は、税抜き(本体)価格です。

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■退屈男&南陀楼綾繁のホンのメド 
新刊、古書、マンガ、雑誌、ウェブサイト、書店、イベントの近事雑報
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 南陀楼です。この「ホンのメド」で紹介する情報は、ヒトから教えてもらっ
たり、ネットで得たり、本や雑誌で知ったものからピックアップしています。
この欄は「書評のメルマガ」が月4回発行になった、第79号(2002年8月12
日号)からはじめたので、そろそろ丸4年になります。近頃は少々ルーティー
ン気味で、もっと幅広い情報を載せたいと思っていましたが、今回から強力な
相棒が登場します。ブログ「退屈男と本と街」(http://taikutujin.exblog.jp/)
の退屈男さんです。新刊情報や面白いブログなどにいち早く注目し、適切に紹
介しています。かつてぼくが「本のメルマガ」で連載していた「全点報告 こ
の店で買った本」の目次をつくってくれたヒトでもあります。この先、しばら
くは、二人が見つけてきた情報を取り混ぜて紹介していきます。

★神保町に映画館!?
「岩波ブックセンター」柴田信社長のブログ「神田・神保町再生プロジェクト」、
6月7日(http: //blog.so-net.ne.jp/s_shin/2006-06-07)には大ニュースが。
神保町に新しい映画館・演芸場(劇場?)ができるんだって。ぼくもすぐに現
地へ確認に行きましたよ。某大手出版社が発注者のようす。まだどんなものに
なるか想像もつかないが、来年がたのしみ。【退】

2本立てで古い映画をかける名画座にしてくれないかな。ロビーで映画関係の
本を売るとか。【南】

★神保町にお休みどころ2店
神保町っぽくない古本屋が今年3月にオープンしているんだけど、ご存知? 
〈古本お休み処 ダイバー〉(千代田区神保町2-12)、白山通りの「小諸そば」の
脇を入るとすぐだ。ブログ「Kai-Wai 散策」3月10日
(http://mods.mods.jp/blog/archives/000815.html)には写真入りで紹介され
ているぞ。ソファーもあるのでゆっくりしてみては?【退】

 一方こちらは、〈食堂アンチヘブリンガン〉(千代田区猿楽町2-7-11 ハマダビ
ルヂング2階)。猿楽通りの水道橋寄り、オフィスビルしかない静かな通りのビ
ルの二階にある。道に面したガラス窓には、大判の画集が立てかけられており、
内部にも少し本がある。空間がゆったりとってあって、かなり広く見える。ベル
ギービールが飲めます。ランチから夜まで休憩なしに営業するので、お昼の休
憩にもどうぞ。【南】

★文鳥舎で寺子屋スタート
 三鷹のブックバー〈文鳥舎〉が7月から「文鳥舎寺子屋」をスタートさせる。
枝川公一、岡崎武志、海野弘、堀井憲一郎などの魅力的な講師、手品、料理、
落語、浮世絵などのテーマなどの15講座。ひとつの講座は2〜3ヶ月で4〜6
回。既存のカルチャーセンターとは違う切り口に注目したい。カネがあったら
受講したい講座はいくつもあるんだけど……。7月には西江雅之、北尾トロほ
かの開講記念トークイベントも開催される。【南】
http://www12.plala.or.jp/bunchousha/

★脇役列伝
池袋の映画館〈新文芸坐〉では、6月24日(土)から7月7日(金)まで、鹿
島茂さんの『甦る昭和脇役名画館』(講談社)刊行を記念した特集「脇役列伝〜
脇役で輝いた名優たち〜」が上映されます。初日には鹿島さんのトークショー
もあるとか。くわしいプログラム等はHPでご確認を。

新文芸坐
東京都豊島区東池袋1-43-5マルハン池袋ビル3F
電話 03(3971)9422
http://www.shin-bungeiza.com/

そういえば、去年は濱田研吾さんの『脇役本 ふるほんに読むバイプレーヤー
たち』(右文書院)もありましたね。【退】

ピラニア軍団に伊藤雄之助……。濃い特集だ。《ピラニア軍団 ダボシャツの天》
は見に行かねば。【南】

★沖縄トークと「マガジン・ウォッチ」
「ジュンク堂書店」池袋本店にて、 6月22日(木)19時より、「沖縄県産本
フェア」関連トークセッション『コラムで知った!? 沖縄・オキナワ・うち
なー あれこれ』(亀和田武X新城和博)。
 亀和田さん、『朝日新聞』で連載されていた「マガジン・ウォッチ」が二見
書房から単行本化です。『この雑誌を盗め!』というタイトルらしい……。6月
下旬に出る、かな。版元のHPで確認してちょうだい。
http://www.futami.co.jp/index.php
 ところで、ジュンク堂書店全店で、5月23日より「QUOカード」使えるよ
うになったって知ってますか? なんでも書店では初の加盟店だとか。【退】

ジュンク堂書店 池袋本店
東京都豊島区南池袋2-15-5
電話:03-5956-6100 FAX:03-5956-6100
http://www.junkudo.co.jp/

 新城さん関係では、6月21日(水)21時半から、千駄木の〈古書ほうろう〉
で、トークセッション『ミャークフル・ナイト「下地勇/心のうた」夜話〜沖
縄発シマー雑誌「Wander」編集長・新城和博さんとともに』を開催します。宮
古島の自然や風景、ひとびとの生活をミャークフツ(宮古方言)で歌い上げる
下地勇さんが登場。泡盛付きで1000円。要予約。【南】

古書ほうろう
tel.03-3824-3388

★デザイナーの手の内
7月8日(土) 14:00〜15:30、三省堂書店神田本店8階で、『デザイン解
体新書』(ワークスコーポレーション)の工藤強勝さんのトーク&サイン会が
あります。【退】

問い合わせ・予約
神田本店4階 03-3233-3312(代)

 工藤さんは、緻密な版面設計で知られるブックデザイナー。内澤旬子『セン
セイの書斎』(幻戯書房)の装幀も手がけていただきました。『デザイン解体
新書』は、デザイナーの仕事の進め方を判りやすく、ビジュアルに解説した本
です。このトークでも、工藤さんの装幀デザインの手の内が少し明かされるの
ではと思います。
 そういえば、工藤さんは間村俊一、多田進、和田誠の各氏とともに「『版下
バカ』の仕事展」を渋谷の〈ウィリアムモリス珈琲&ギャラリー〉で6月30日
まで開催中です。【南】

東京都渋谷区1-6-4 The Neat 青山2F 
TEL 03-5466-3717
渋谷駅から宮益坂をこどもの城方面へ、一本入る
日月休、17日休

★「名取洋之助と日本工房」展
 2月に福島県立美術館で開催していた「名取洋之助と日本工房[1931‐45]
−報道写真とグラフィック・デザインの青春時代−」が、川崎市市民ミュージ
アムに巡回します。対外宣伝用のグラフ雑誌『NIPPON』を発行した日本工房の
全貌が明らかに。ギャラリートークもあります。【南】

川崎市市民ミュージアム 企画展示室
〒211-0052 川崎市中原区等々力1−2
(東急東急線・目黒線、JR南武線「武蔵小杉駅」北口よりバスで約10分)
TEL 044-754-4500
http://home.catv.ne.jp/hh/kcm/

★光文社もPR誌創刊
4月の『本の時間』(毎日新聞社)につづいて、光文社が『本が好き!』を創
刊(毎月10日)。PR誌って、定期購読でもしないかぎり、なかなか入手がむ
ずかしかったりするのよねぇ。これから書物系ブログの立ち上げを考えている
ヒト、PR誌情報に強いところをみせれば人気出るかも?【退】
http: //www.kobunsha.com/

★本の学校・出版産業シンポジウム
 1995年から5年間、鳥取県大山町で行なわれ、その後、神保町、鳥取、韓国
などで開催されてきた「本の学校」シンポジウムが、東京国際ブックフェアの
会期中に、7月8日(土)午前10時から、東京・有明の東京ビッグサイト会議
棟6階で行なわれます。
シンポジウム第1部は「中小書店の生き残り−収益を上げるためのヒント」。
パネリストは、第1部が八木壮一(八木書店社長)、賀川洋(日本洋書販売社長)、
吉條嘉家(ヨシリツ専務)、田中淳一郎(NET21副社長・恭文堂店長)の4氏。コ
ーディネーターは文化通信社・星野渉氏。
第2部「書店からみた責任販売制」。パネリストは、井門照雄(日書連副会長・
丸三書店社長)、村松邦彦(主婦の友社社長)、野村博信(トーハン執行役員
書籍部長)、鈴木敏夫(日販www.推進部部長)の4氏。コーディネーターは書
店新風会会長・藤原直氏。
 そのあと懇親会もあり。
「本の学校」シンポは本に関わるさまざまな立場の人たちが参加できるのが
イイところだが、今回は流通にテーマが絞られているところが、ちょっと
残念かな。【南】
http://www.hon-no-gakkou.com/content/gyoukai/tokyo2006.html


なお、ココに載せられなかった新刊、イベントなどの情報は、随時以下に
掲載しています。ときどきご覧ください。
「ナンダロウアヤシゲな日々」
http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/

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■真駒内石山堂通信〔番頭篇〕 杉村悦郎
(4)みんな呑んだくれ
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「父日記」の話のつづき。
父の北海タイムス校正室時代の日記(昭和14年と15年)には、のちにベスト
セラー作家となる船山馨や旭川出身の詩人・中家金太郎が同僚として登場する。
中家はマイナーポエットだったが、「中家ひとみ」というペンネームで生前刊
行した唯一の詩集『銭』は、古本屋でなんと2万円以上とか。二人ともご多分
にもれず呑んだくれで、豹変する船山、鬱々たる中家、という酒だった。

船山は中家をモデルにした短編小説を2つ書いている。『居酒屋銅像譚』と
『酒徒行伝』である。『居酒屋銅像譚』は図書館で読むことができた。問題は
『酒徒行伝』。評伝『中家金太郎像―露悪と諧謔の詩人』(佐藤喜一・旭川叢
書)の年譜によると、昭和26年の「小説新潮」に掲載されたという。『北海道
文学全集』(立風書房)にも『北海道文学史』(木原直彦)にも同様に書いて
ある。この作品は単行本未収録なので、バックナンバーを探すしかない。札幌
中央図書館、北海道立図書館、北海道文学館、北海道大学付属図書館、国会図
書館。ネットで検索しても、これがなかなか全部揃っていない。
 
でも、東京駒場の日本近代文学館、さすがここにはありました。さっそくコ
ピーサービス依頼の手紙を出した。返事はすぐに来た。「昭和26年のバックナ
ンバーを調べましたが、いずれの号にも『酒徒行伝』は掲載されていません」。
あれれ。掲載年が違っているのか。真駒内石山堂・中野店主は山口瞳の書誌づ
くりの日々を思い出して「よくあることさ」と言い放った。
 
(その後、東京に行く機会があり、駒場の日本近代文学館に出向いた。かつて
中野店主はここに通いつめたそうだが、「閉館時刻を過ぎても、事務所で雑誌
をチェックさせてくれたんだ。あそこは親切だぜ」とか。私も小説新潮のバッ
クナンバーの目次をチェックして悪戦苦闘。ようやくわかった。「酒徒行伝」
は短編連作シリーズのタイトルで、その第2話『居酒屋銅像譚』、第5話『無
頼退場―「酒徒行伝」終話』のモデルが中家ということ。掲載は昭和26年では
なく、昭和25年1月号だった。校正室の描写もあり、成果上々で帰ろうとした
ら外は豪雨。すると、次に使う方に渡していただければ、返さなくても結構で
すのでお使いください、と受付係員が傘を差し出した。全くあそこは親切だぜ)

さて、船山も中家も呑んだくれだったように、私の父も呑んだくれだった。
例えば友人の奥山氏と小樽・日ノ出屋で呑んだ一節「かくて大いに呑む。……
夢遊病者の如し。外に出て、石山(運河近くの地名)の原っぱに倒れたまま眠
り、起き、空家に(建築している)眠り、叩きつけるような雨に打たれ、よう
やく奥山氏の家にたどりつく」。
 
普請中の家に勝手に入って寝込んだ夜からわずか2週間後。自分のことはき
れいさっぱり忘れて、奥田氏の酒についてこう記す。「さて、奥山氏の酔いは
全く自己を完全に忘れるところに、この特異性があるのである。それは全く甘
えているとも表せるし、彼の観念の世界への遊離とも云えるのである。自分も
随分と呑むほうであるが、彼の如くなり得ないのである」。大いになり得てい
るじゃないか! 父のこんな酒に関するDNAは私も受け継いでいるのだろう
か。怖い。

〈すぎむら・えつろう〉会社員
拙文「板橋の新選組慰霊碑と永倉新八」が流山市立博物館の「平成17年度新選
組研究論文」募集で、優秀賞をいただきました。といっても、原稿用紙わずか
12枚!ですが。

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■女ともだちの本棚  鶯谷万亀子
(7)ユーフォリアの歴史、「相方」Fのこと 
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「女ともだちの本棚」と題しているのに、一向に女ともだちの話にならないの
には実は訳があって、いっとき非常に親密にしていた女ともだちとは、その後
たいてい大喧嘩してしまっており、彼女たちとの関係を回想してみると、ほと
んど苦いオチがついてしまうからなのだ。ある一定の期間濃密な関係をつむい
だ女ともだちほど、後に派手な喧嘩をして音信不通になるということがよくある。

 一方、空気のような存在、といえるほど馴染みきっていて、面白おかしく、
馬鹿馬鹿しく生きていければそれでよいといった調子で、人生の一大事にはこ
とごとく蓋をするようにして遊び呆ける仲の女ともだちがいた。シリアスな話
をするのはほとんど冒涜、といった関係なのだから、実際のところ彼女が何を
考えていたのかはわからない。そんな消耗財のように刹那的にみえる関係であ
りながら、その実いちばん長期間ともだちをやっているのも、こういう女とも
だちなのである。

 そんな女ともだちとは幼なじみのFである。近所に住んでいて、小学校から
高校までずっと一緒に通学した、「相方」とでもいいたい関係であった。好き
な本や音楽でうめつくした自分の部屋でもなく、教室でもない、わたしとFの
世界は行きと帰りの「通学時間」だった。人生にたいしてフマジメな態度で臨
み、役にたたないものごとに情熱のほとんどを注ぐという共通の理念のもと、
数々の逸話に彩られた通学生活をおくった。

 彼女はうたごえ運動で知りあって結婚したという共産党員の両親のもとに生
まれ、レーニン全集とアコーディオンのある家庭で育った。Fの父親は郵便局
員で少年野球の監督をしているとても朗らかで優しいひとだった。わたしの父
とは、思想も人柄も正反対。Fが善良な共産主義者である父親に将棋の相手を
させられるらしいことが、Fが時折わたしに対戦をもちかけてくることなどか
ら推測できると、別世界の空気に吹かれたような感じがしたものだった。わた
しとFには将棋は難しすぎて、結局チェスに没頭することになるのだけれど。

 家庭環境のみならず、読書傾向もわたしとFはまったく違った。Fは「ニュ
ートン」を愛読する科学少女で、SFを好んで読んでいたが、わたしにはさっ
ぱり理解不能であり、またFもわたしの愛読書をきまぐれに手にしていたが、
じつにつまらなそうな顔をしていた。根がとぼけた人間であるFは般若心経の
写経にこったりした時期もあったが、科学少女の節を全うして東京農業大学の
網走キャンパスに入学し、微生物の研究をするようになった。Fの研究室の先
輩のライバルがフランスにいて、論文を発表したのだがスグに内容が知りたい
とかで、微生物についてのフランス語の論文を、わけもわからず逐語訳したこ
ともあった。それ以外にもFはぜんそく持ちで虚弱な体質の末っ子であり、わ
たしは健康優良な長女でありと、いろいな資質において違っていた。

 それでいてお互い影響をあたえあうということもなく、無為の時間を共有す
ることができたFとの「相方関係」は、お互いの領域への敬意と距離感に支え
られていたのだと思う。

 Fとは郊外の小高い丘のうえにある図書館に行くには行ったが、むしろ自転
車で図書館を素通りして、いい年をして生足に擦り傷をつくりながら、その背
後に広がる森林のなかに入っていった。わたしとFの居場所は木々にかこまれ
た芝生のうえで、「もりもと」のパンをがつがつ食べて満腹になったら、それ
ぞれ青空を仰ぎながら昼寝する。眠りにおちる瞬間は、数々の誓いが浮かんで
は消えた。愛と冒険の人生を生きる、という馬鹿馬鹿しいけれど真剣な誓いは
その後破られたのだが、人生にたいするある種の態度を担保としたFとの同盟
関係はまだ破られていない。

〈うぐいすだに・まきこ〉
1971年北海道千歳市生。NGO専従や映画配給会社を経て、人文系出版社編集。

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■今月ハマったアート本  平林享子
(23)唐草文様の魔術的な生命力が妖しく匂うパッケージ。
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伊藤俊治著『唐草抄 装飾文様生命誌』2005年12月15日 
発行・牛若丸/発売・星雲社 2800円 

 赤い箱に、唐草模様の銀箔押し。おお、美しい! よく見ると、銀箔ではな
くて、虹色に輝くカラー箔! そのルックスの華麗さに、つい手に取ってしま
いました。帯はなく、箱には、黒地に白文字のシールが貼ってあるだけ。タイ
トルは『唐草抄 装飾文様生命誌』、著者は美術評論家の伊藤俊治さん。そし
て、本の発行は、牛若丸。ああ、なるほど、それでこんなに凝った素敵なブッ
ク・デザインなのですね。牛若丸は、グラフィック・デザイナーの松田行正さ
んが運営されている出版社で、ユニークなデザイン&造本の本をゾクゾクと出
版されています。

 唐草文様は、広く世界中で見られる文様。エジプトで生まれ、ギリシャで洗
練され、さらに中国、朝鮮を経て、飛鳥時代に日本にも伝わったと言われてい
ます。世界中のさまざまな唐草文様の歴史と変遷、ヴァリエーションが、文様
事典とばかりに、たくさんの図版や写真とともに紹介されています。こうした
生命力あふれる造形が、近現代の広告イメージや美術にもつながっている、と
いうところまで紹介されているのが、伊藤さんならでは。もともとは資生堂の
展覧会がこの本のきっかけになっているとか。個人的に最近、縄文土器に魅せ
られており、縄文というベースがあったゆえに、日本ではこのように唐草の文
様が発展したのだろう、といったお話なども興味深く拝読いたしました。

 箱や本体表紙に使用された布のように見える紙はタントセレクト、といった
用紙仕様も表示されています。著者や編集者(ボストークの乾義和さん)のた
ましいを受け取り、ひとつのかたちにまとめあげるデザイナー。その気概と歓
びが感じられる、カッコいい一冊です。

〈ひらばやし・きょうこ〉
編集者&ライター。クローバー・ブックス主宰。アイデアの利いたデザイン&
造本の本を探しています。デザイナー&編集者の皆様、ご自慢の本について、
ぜひ自薦情報をお寄せくださ〜い! 
hirabayashi@cloverbooks.com
http://www.cloverbooks.com

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■もっと知りたい異文化の本  内澤旬子
(27)豚の脳みそで鹿の生皮を鞣しましょう
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 今回ご紹介する本は、"DEERSKINS into BUCKSKINS" 「鹿皮をバック
スキンに」と訳せばいいんでしょうか。副題がHow to Tan with Brains,Soap,
or Eggs、脳みそ、石けん、卵という「身近な」素材で、革鞣しをしましょう、
というわけです。著者はMatt Richards.

 鞣しと書いても「ハァ?」な方も多いかと思われます。まず頭の中で動物か
ら皮を剥いでみましょう。それはなんとなく想像できますよね? 表に毛が
ついてる生皮は、そのまま放っておけば夏ならすぐにウジが沸き、腐ってどろ
どろになっちまいます。太陽光が激しく強い土地で広げておくと、カッチカ
チにこわばってしまいます。そこを腐らず、柔らかくてしなやかで暖かい
「革」というステキな素材に変身させるための作業が「鞣し(tan)」です。

 で、今私たちが日常手にする産業品としての革は、三価クロームを使った
「クロム鞣し」が一番量が多いのではないかと思います。次が最近のレザーク
ラフト流行で見直されている、植物のタンニンを使った「タンニン鞣し」、そ
してごくたまに出会うのが油を使う「オイルタン(鞣し)」。

 この三つの鞣し方法について知りたくてあれこれいろんな本を漁ったものの、
書いてあるのは化学式と繊維の拡大写真ばかりでなにがどうなって皮が革にな
るのかがさっぱりわからない。クロム鞣しを見学もしたけれど、イマイチわか
らない。
 そうしてインターネットの旅にでかけて釣り上げたのがこの本と著者のサイ
トだったわけです。ネイティブアメリカンが脳みそを使って革を鞣し、燻して
色をつけた革、それが真のインディアン・バックスキンであり、脳みそ鞣しは
石器時代から地球の各地各民族で行なわれていた最古の方法だと。

 最古である事もまあ大事ですが、なによりあたしにとって魅力的だったのは、
「だれにでもご家庭にある材料と道具で革鞣しができる」ことで、しかもこの
本は実際にやるための細かいハウツー本であることなのです。さすがドイト精
神に溢れるアメリカ合衆国。

 脳みそや生皮が身近にあるもんか。と思うでしょう? アメリカの田舎なら
ばどこでも鹿が沢山いて、自分に狩猟趣味がなくてもハンターがとった鹿が肉
屋に持ち込まれて屠畜されるし、交通事故で死んだ鹿も持ち込まれる。脳も塩
漬けになった生皮も結構簡単に手に入るようです。ただしBSE牛が見つかっ
てから は鹿の脳も使用を禁じられたため、今は著者のサイトで豚の脳の缶詰
を販売しております。

 で、こればかりはどうしても読むだけじゃなく体験したかったので、アメリ
カに行って、著者の主宰するワークショップで、三日かけて鹿の生皮からネイ
ティブアメリカンなバックスキンを作ってきました。
 いやもう本当に感動しました。自分の手で毛や脂肪や肉を削ぎ落とし(すさ
まじい重労働)、灰汁につけたり、酢につけたり、脳みそに浸けながら揉んだ
りしているうちに、皮がピザ生地みたいになり、それを絞って拡げて枠に張っ
て引っ掻くうちに、真っ白の、うっとりするような肌触りのバックスキンがで
きちゃった。すげえよ、脳みそ。著者が言う通り、まさに料理感覚。料理本、
作り方本を読んで脳内追体験するのが好きな方はぜひどうぞ。類書もいくつか
ありますが(いろいろ掴まされました)、他のどの本よりも著者の書き方がわ
かりやすいことと、2nd Editionには彼が発見した秘伝の方法を包み隠さず
書いたため、本当に柔らかなバックスキンを実に簡単に作る事ができるのだそ
うです。ネイティブアメリカンスタイルの革の服や靴の簡単な縫い方なども最
後についてます。索引はないけど参考文献はなかなか良さそうです。それと
DVDが別売りであります。

 あたしもなんとか日本で材料を調達してもう一度挑戦したいと思っています。
もちろん鹿の生皮を手に入れるのは難しいんで、いろいろ秘策を練ってるところ。

 ワークショップでは最後に革を燻してそれぞれ好みの濃さに色を付け、最後
に参加者みんなで記念撮影。そのときの決め台詞は、「チーズ」ならぬ
「We love brain!!」……いや、脳みそのこと見直したけど、まだ恋までは……
してないです。Thanks ,Matt!!
 
"DEERSKINS into BUCKSKINS: How to Tan with Brains,Soap,or Eggs"
Matt Richards
2nd Edition
BACKCOUNTRY PUBLISHING
19.95USD

http://www.braintan.com/

〈うちざわ・じゅんこ〉
イラストルポライター。初めての単著『センセイの書斎』(幻戯書房)が出ました。
http://d.hatena.ne.jp/halohalo7676/

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■渡辺洋が選ぶこの一冊
(22)限界を走る言葉
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藤井貞和『神の子犬』書肆山田、2005年8月25日、2800円

−−今年は詩集の感想が続きますね。
−−自分ではスランプで詩が書けないまでも、読んで気になる詩集は常にある、
それぞれの詩集について語ることは難しいけれど、何度か再読していくうちに
見えてくるもの、それを言葉にしておきたい。それに基本的にもう一般の新刊
書に関してはほとんど惹かれるものがないんですね。
−−それはちょっと大雑把な言い方かと。
−−何か、書いたり出版したりといったことに伴うべき高揚感が感じられない
んだから仕方ないんじゃないかな。

−−で、藤井貞和さんの『神の子犬』(書肆山田)ですが。
−−200ページ、と普通の詩集2冊分のボリュームで、全体が5つのパートか
ら成る詩集ですが、冒頭のパートの先頭に置かれた「白い子猫」「家屋にて」
の2篇くらいで多くの読者はつまずいてしまうんじゃないでしょうか。

 あれから何年も、ページをひらいて待っていた。/短編集のおくの産室で。
ひだりは金色の目の子犬、/さあ生まれるよホームページに。神の子犬がやっ
てくる、/やってくるそいつは金色の瞳で、みぎの目が銀色。

と「白い子猫」は始まりますが、じっさいに生まれたのは白い子猫たちで、子
猫たちはおす猫に噛み殺されてしまいます。そして子猫たちは神の子犬のあと
を追いかけてゆく、という終わり方をする。どこか神話的でもあり、同時に作
者の個人的な記憶を宿しているようでもあります。続く「家屋にて」では「絶
叫室」「携帯電話室」といった部屋が登場し、「昇降室」(次の詩「這入り
(はいり)」を参照すると「エレベーター」のこと)は「平屋」なので一階に
とどめられたまま、と記述されます。「少数者の権利を、/教室で、絶叫した
むかし、」「集団の家を、削除するホームページ」という行もあり、個別化が
押し進められた現代社会の、メディアの発展とは逆に閉鎖的になっていく傾向
を批判しているのではないかと思えます。

 少数の絶叫室や、少数の階段室、/(わたしのドアを、/たたく、絶叫する
子供。/神の子犬−−)/ひとつしかない寝室や、/電車みたいな絶叫室(「家
屋にて」導入部)

−−作者は分かられないように書こうとしているのでしょうか。
−−90年代以降の詩集には確かにそう思わせられるところがありますね。学者
で先生でといった事情から直接的な表現をすることを避けていったのか、と同
時に日本語の歴史的な知識を駆使して読者を煙に巻いて照れながら笑っている
ように感じられる部分もあるような。で、この詩集では岡本太郎さんの「芸術
は爆発だ」的な言葉の暴発をみずから良しと認めてしまっている、あるいはそ
の方向へ突き進んでしまおうという意志すら感じられます。最終のパートの諸
篇ではほとんど古日本語やおそらく沖縄などの言葉に関する知識を駆使した祝
詞のような展開をしています。
−−それでも作者の人生や思考を想起させる部分もありますね。
−−ええ、敗戦時の両親、家族を記述した「敗戦」「祖父」や、ニューヨーク
同時攻撃の後に書かれた回文詩「チェーン1」、そしてそれに対する自註「チェ
ーン2」、筆禍を問題にする「呼びかけ」「あまみこ生誕する」などですね。

 回文はつづく、私のチェーンであった。ものすごくエネルギーの要る、/日
本語だと思うと、テロリストたちの力を、うち負かせるかもしれないと/思え
るのだった。(「チェーン2」より)

 その訴えはわが水底の国内/で聴かれないけれど、空気のような世界のコン
ピュータでは受け手となっ/て読まれる装置としてあり、しかし投獄もあるわ
けでなければ、ちいさな/筆禍にみまわれるという不安もまたありえない、母
(《国)語》外としてあ/る。(「呼びかけ」より)

−−そうした作者の試みは成功していると言えるのでしょうか。
−−どうでしょう。閉鎖的な現在の日本語表現の世界に取り込まれないという
点では成功しているのかもしれません。韓国の人々(詩人?)に捧げられた諸
篇では破綻一歩手前の自由感があるのですが、「アスベスト属」のような叙情
的な展開の詩にはやはり破綻が見られるように思えます。
 それでもこの詩集がすごいなと思えるのは、現代詩はあるいは言葉の表現は
定型や紋切り型を離れて自由でありうる、あるべきだという思想を貫徹してい
るところ、そこから来る、よく分からないながらの解放感にあるのではないか
と思えます。限界を走る言葉であり、同時にていねいに読むと怒りと恥じらい
が伝わってきます。
 またがらっと変わるかもしれない、そんなことを期待しつつ、藤井さんの詩
を読み続けようと思います。

 他人の戸口に仕えることなかれ/人間の人間に対する隷属をなくせ/この呼
びかけはわれらのもの(「呼びかけ」より)

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■全著快読 梅崎春生を読む 扉野良人
(10)元気がない時の自画像
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『春の月』三笠書房/1956年 「突堤にて」  

この半月ほど元気がない。元気がないことを理由に怠けていられることもあ
る。目の前のものに抵抗して浅い眠りにつく。こんなとき梅崎春生の未読のも
のを探すより、既読の短いの、「突堤にて」ならなにか書けそうな気がした。
「突堤にて」を枕元で再読。梅崎春生も元気がないとき、元気がないときの自
画像として、これを書いたのじゃないだろうか。

「どういうわけか、僕は毎日せつせと身支度をととのえて、その防波堤に魚釣
りに通つていたのだ。」防波堤は入海にまっすぐ伸び、突端の平たくならされ
たコンクリートの部分は高くなっていたが、そこに到る石畳の道は未完成で満
潮時にはすっかり水にかくれてしまう。陸から隔たった突堤は、どこか世間か
ら逃れてここへ来ているといった釣人の集まる場所でもあった。「今思うと、
魚釣りというものはそれほど面白いものではないが、生活の代償とでも言つた
ものが少くともこの突堤にはあつた。」

 好きな場面がある。春もおわりころ水が温んで、突堤までの道を「海水着だ
けで釣道具をたずさえて、胸のあたりまで水に没して強引に渡る。帽子の中に
はタバコとマッチを入れ、釣竿とビクと餌箱を胸の上にささげ持ち、すり足で
歩く。」海風にふかれる帽子の中のタバコとマッチの感触が、一服のうまさを
かきたてる。しかし突堤までは三町の道のり。石畳の道は短い藻が密生してい
て、草履をはいていてもすべるときがある。すべると大変で「潮にさからつて
元のところに泳ぎもどるまでには、たいてい餌箱から生餌が逃げてしまつてい
る。逃げられまいと餌箱を空中にささげれば、今度はこちらが海水を大量に飲
まねばならない。」

 すべらぬよう用心しながら「僕」は「潮の流れの反対に体を曲げ」、長い時
間かけて突堤まで歩いていく。胸までの水圧を受け、のろのろとすり足ですす
む時間は、彼自身の幸福な姿に見えて、それが好きな場面である理由かもしれ
ない。

「僕」は突堤に着いて「ビクを海に垂らし、餌箱を横に置き、コンクリイトに
あぐらをかいて釣糸をたれる。帽子の中からタバコを取り出し、ゆっくり一服
をたのしむ」のだが、わたしは一服のうまさをこの落ちついた場所では、もう
それほど感じない。その時点で、「僕」は突堤の常連の一人としてそこに溶け
こんでしまう。「彼等は総体に一様な表情であり、一様な言葉で話し合つた。
いわば彼等は世間の貌を岸に置き忘れてきていた。」

突堤の常連は、互いに接触をなるべく持たずに距離を置いている点で気楽な
ものであった。だからちょっとした接触が気まずいものに発展したりする。釣
糸が少しばかりこちらに寄りすぎだか、くしやみをしたから魚が逃げたみたい
な、詰まらない理由で諍いがおこることもあるが、直にそれも「常連たちの妙
に優柔な雰囲気」のなかでうやむやになってしまう。「(諍いが)うやむやのま
ま収まつて、また元の形に背を円くして並んでいる後姿を見るたびに、僕は自
分の胸のなかまでが寒くなるような、他人ごとでないような、やり切れない厭
らしさを感じた。そういう感じの厭らしさは、僕がせつせと防波堤に通う日数
に比例して、僕の中にごく徐々とではあるが蓄積されてゆくもののようだった。」

 世間から隔絶し、突堤で釣糸を垂れることは、一時的にでも「喜び」や「楽
しみ」を求めたいという心性が働いている。また人恋しさ。わたしは喫茶店に
よくいくけれど、それとちょっと似てるかもしれない。喫茶店という場所へ通
うのは、隣席に見ず知らずのおじさんが新聞を読んでたり、カップルがおしゃ
べりし、女の子がひとりでもの思いにふけるように、めいめいコーヒー一杯を
飲むひとときを楽しんでるだろう、と想像することで淡い連帯感と孤独感が満
足する。しかし喫茶店通いも、店の人からにこやかにあいさつされ世間話のひ
とつでも交わすようになると、あれほど行くのが楽しみだった喫茶店から足が
遠のくこともある。自分のなかの「厭らしさ」が顔をだすのか、ちょっとしら
けてしまうのだ。

「突堤にて」は、自分のためにそこへ赴くことから始まって、そこで他者と出
会う。いちどはその他者に拒絶をおぼえるが、それは当然のことだと気づけば
大したことではない。突堤まで潮の流れに抗するあの水圧を経てやってきた場
所は、期待したほどではなかったけれど、彼らもそうやって来たのだから。世
間(社会というほど厳めしくない)とどうつき合っていこうか、海に糸を垂れ
ながら考えてみるといい。突堤はその始点となるはずだろう。

※「突堤にて」は『文学界』(昭29年8月号)の掲載だが、原形は昭和17年に
同人誌『生産人』掲載の「防波堤」にある。梅崎は「防波堤」を「魚の餌」
(『改造』昭28年10月号)「突堤にて」の二作品にわけて発表した。
「突堤にて」の単行本初収録は『山名の場合』(山田書店/昭30)だが、ここ
では三笠新書版『春の月』所収の一篇としてとりあげた。『春の月』は収録作
品が表題作をのぞいて『山名の場合』と同じである。なお梅崎春生随筆集の
『馬のあくび』(現代社/昭32)にも「突堤にて」「魚の餌」とならんで収録
されている。

〈とびらのよしひと〉1971年生まれ。寝てばかりしていたので、しばらく行
かずにいた喫茶店へ行くだけの元気は出てきたかも知れない。

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