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[書評]のメルマガ vol.638


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■■ [書評]のメルマガ                2017.09.20.発行
■■                              vol.638
■■ mailmagazine of bookreviews       [内輪でわちゃわちゃ 号]
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■コンテンツ
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★「トピックス」
→ トピックス募集中です

★「音楽本専門書評 BOOK’N’ROLL」/おかじまたか佳
→ 『ジャズィな手法』

★「目につく本を読んでみる」/朝日山
→ 『バッタを倒しにアフリカへ』前野 ウルド 浩太郎 光文社新書

★「おばちゃまの一人読書会〜中高年の本棚〜」/大友舞子
→ 『浪費図鑑―悪友たちのないしょ話―』(劇団雌猫・著 小学館)

★【募集中】献本読者書評のコーナー
→ 献本お待ちしています!

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■トピックス
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■今回の献本読者書評のコーナー
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 この本の書評を書きたい!という皆様、詳細は巻末で!

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■音楽本専門書評「BOOK'N'ROLL」/おかじまたか佳
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#87『ジャズィな手法』

 建築に、さほどの興味はない。

 本格ミステリによくある、館もの。そこでは、恐らくポーの『アッシャー家』
の影響だろう、ゴシック様式の広壮な大邸宅が決まって惨劇の舞台となるが、
そのゴシック様式なるものも、漠然としか知らない。

 それにしても、なぜ本格ミステリでは、あんなに館が頻出するのか。
 事件現場を広範囲に渡らせない方が、純然たる推理で犯人を絞り込むのに都
合がいいが、かと言ってあまりにも狭いと連続殺人が起きる余地がない。その
点、だだっ広い屋敷なら、限られた世界でありながら、適度な複雑さがあり、
周辺の森も含めて、殺人現場は選り取りみどりだからかもしれない。

 島田荘司の『斜め屋敷の犯罪』は、タイトル通りわざと斜めに傾けて建てら
れた屋敷が舞台で、しかもその屋敷自体がひとつの大トリックを形成する。
 綾辻行人などは、ある架空の建築家が遺したさまざまな屋敷がひとつずつ登
場し、それぞれで殺人事件が起きるというシリーズものまで書いている。

 まあ、それはさておき建築だ。

 建築と音楽にも特に関係はないようだが、しかし、とある建築家が自らの手
法を「ジャズィ」と呼んでいると知れば、好奇心はそそられる。

 その建築家は日本人。名を、石井和絋という。

 丸善が出している「日本の建築家」というシリーズがある。巻末の発刊の辞
によれば、「各建築家の作品の底を流れる思想と作品を支える手法を解明しよ
うとするもの」だそうだ。
 そして、石井和絋という建築家を取り上げた第2弾のサブタイトルが『ジャ
ズィな手法』なのである。

 数人の書き手が寄せた石井論と、本人とグラフィック・デザイナー奥村靫正
の対談、そして田中宏明による写真などから構成されている。

 音楽本書評として見逃せないのは、冒頭の石井論の書き手が、音楽評論家の
相倉久人である点だ。

 相倉はジャズ評論から出発したが、ディープ・パープルの来日公演に衝撃を
受け、ロック評論に転じた。ちょうどぼくが中学から高校の頃、読み漁ってい
た音楽雑誌に健筆を揮っていたから、その名前は懐かしい。

 では、なぜ建築家について、音楽評論家が書くことになったのか。

 相倉は、「ジャズ」という言葉が、音楽用語を離れて、社会的なキーワード、
時代の季語として使われたことが、過去に二度あるという。
 初めは今年の当欄でもよく取り上げている、1920年代。いわゆる「ジャズ・
エイジ」だ。もうひとつは、先進国に大きな嵐が吹いた1960年代である。
 どちらの時代も、それまでの価値観が崩壊し、新しい何かが起こって社会が
混乱した時代。その新しい何かを象徴する言葉として、「ジャズ」があった。
 そして、本書が上梓された1985年もまた、ポスト・モダンが流行り言葉とな
り、やはりそれまでの「重厚長大」な文化が、一転して「軽薄短小」をもては
やすようになる大きな価値観の転倒期であった。

 しかし、退廃の色濃い20年代の「ジャズ」でも、第三世界に代表される勃興
する力を象徴した「ジャズ」でも、この新たな混乱は捉えきれなかった。
 そこで、「ジャズィ」という言葉がキーワードとして提唱されるのだ。

 したがって相倉は「ジャズ」と「ジャズィ」を、厳密に区別する。

 相倉によれば、1985年の混乱は情報化社会がもたらした混乱であり、それは
煎じ詰めれば二分法の崩壊である。「白か黒か」「右か左か」そうした政治的、
思想的色を持った二分法が崩壊し、すべてのものが両義性どころか多義性すら
帯び始めた時代。
 これは一般には虚無的な状況と解釈されている。相倉も「現代人は(中略)
いささか破産気味で生きている」と書く。

 しかし、若い世代にはそうした混沌を駆け抜ける方法論が芽生えている。そ
れを相倉は「ジャズィ」と呼ぶのだ。
 それは「一見すると事象の多様化の流れにまかせ、軽さを身上としながら点
的な存在感をもって移動すること」だと定義されている。
 その方法論を具体化したものののひとつが、石井和絋の建築だと言うわけだ。

 一方石井和絋本人は、アメリカに行って「ジャズィ」という言葉が日常的に
多用されていて驚いた、と対談で語っている。

「ちょっと具合の悪そうなものとか、アンバランスなものとか、ちょっと目に
障るとか」
「硬直しつつある生活の危機感と「懐体してゆく時代」の中にあって、この時
代をどう超えてゆくかのキーになるようなイメージ」

 石井本人が語る「ジャズィ」は、そうした言葉である。

 相倉の言う「軽さ」についても、石井は「状況は決して軽くない」と断じる。

「重苦しい空気は常にあるんです。だから、その重苦しさを不断に軽さに換え
ていかなければ(後略)」

 そうした石井が、日本の伝統建築を学んでいて、「数奇屋」に出会った。

 安土桃山時代。格式張った意匠や豪華なばかりの装飾を嫌った茶人たちが、
「好きなように」建てた茶室。それが数奇屋だ。

 そこには自由な発想があり、硬直した価値観を揺るがす、奔放さがあった。
これこそ「ジャズィ」だと、石井は思ったと言う。

 石井和絋は自身アマチュアのサックス・プレイヤーであるらしい。
 実際本書を開くとすぐ、サックスを手にした石井の写真が目に飛び込んでく
る。

 こんな建築家が創った建物を、編集者の伊藤公文は、人を「苛立たせる」建
築だと書いている。そして彼が本書のために書いた文章のタイトルに、「不協
和音はなぜ美しいのか」と付けるのである。

 しかし、いくら言葉を費やしても、実際に石井和絋がどんな建築を建てたの
かは想像がつかないだろう。

 彼の代表作は直島にある。

 そう、今ではアートの島として有名になった、あの瀬戸内海の島だ。
 そこに建てられている、小学校、幼児学園、町民体育館・武道館、中学校、
保育所、そして町役場。このすべてが石井の作品である。

 本書を手に取り、モノクロの写真で想像をさらに逞しくするか。
 それとも、いっそ船に乗り、直島に出向くか。


日本の建築家編集部
『日本の建築家2 石井和絋 ジャズィな手法』
昭和六十年五月三十日発行
丸善

おかじまたか佳
素人書評家&アマチュア・ミュージシャン
今月はまた札幌へ。月光グリーンのライブを見に行って来ました。去年の同じ
時期にも行ったのですが、札幌の郊外、新琴似という街で毎年行われ、今回で
3回目という新琴似音楽祭。そこに月光グリーンが出るので、飛行機で飛んだ
のです。新琴似はごく普通の住宅街で、特に賑わっているわけではありません。
その普通の公園で、ロック・バンドが出るフェスが住民の手作りで行われてい
る。そこにちゃんと街の人たちが楽しみにやってくる。そういう環境が素晴ら
しいと思います。学生のラップグループのパフォーマンスを、地元のおばあち
ゃんが指でリズムを取りながら楽しそうに聴いている姿が印象的でした。真の
音楽文化の豊かさを見た、と思います。東京ではなく、むしろ地方に、暮らし
に根ざした本当の音楽があるのかもしれません。

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■「目につく本を読んでみる」/朝日山
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『バッタを倒しにアフリカへ』前野 ウルド 浩太郎 光文社新書

 まず表紙をごらんいただきたい。怪しさ満点w
 http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334039899

 著者は、子供の頃ファーブルに憧れて昆虫学者になるべく大学院まで行った。
14年バッタ研究していたせいか、バッタに触れるとじんましんが出るアレルギ
ーになった。にもかかわらず子供の頃の夢は「バッタに食べられたい」で、今
もそうありたいと思っているらしい。とっても変な人である。

 そんな人がアフリカで大発生して大きな災厄をもたらすサバクトビバッタを
研究しに行った体験記。バッタに食べられたくてというのは冗談で実際は昆虫
学者として大学や研究所の職が欲しかったからだ。いわゆるアカデミックポス
トが空いていなくて、職にあぶれたオーバードクターがたくさんいるのは知ら
れているが、前野氏もその1人だったわけだ。

 アカデミックポストをゲットしたい著者の前野氏、バッタ関係の論文をいろ
いろ読んでいて、あることに気がついた。バッタ研究者の圧倒的多数は実験室
内で研究して論文を書いていて、実際のフィールドに出て研究する人はほとん
どいないというのだ。

 だったらフィールドに出て研究して論文書いたらアカデミックポストを得ら
れるのではないかと思って、モーリタニアに行く。モーリタニア国立サバクト
ビバッタ研究所に行って、自分で研究助手を雇ったりしながら研究を始めるの
だが、前野氏モーリタニアの公用語であるフランス語が全く分からない。

 にもかかわらずフランス語を全く勉強しようとしない。助手に雇ったティジ
ャニという人とは二人しか分からない即興言語で意志疎通をはかる。大丈夫か
い、この人?

 とはいえ、やはり現場に来てはじめて分かることも多い。それでサバクトビ
バッタ研究所所長のパパ氏に自分の思いを伝えると、バッタ問題を解決しよう
としない研究者が多いことに辟易していたババ氏は感動して、前野氏に「ウル
ド」というミドルネームを与えた。

 ウルド(Ould)はモーリタニアで最高の敬意を払われるミドルネーム。この
名前に恥じない研究をしなければならないと誓う前野氏の前に次々と襲いかか
るトラブルの山が、この本の大きな部分を占める。

 いきなり来たトラブルは、バッタがいない!前野氏が行った年は、たまたま
モーリタニアは大干ばつになっていて、大発生はおろかバッタがほとんどいな
い年だったのだ。そのため、バッタを探すのに苦労する羽目になった。バッタ
を見たぞと言う話を聞けば飛んでいくが、それでも採集の仕事は遅々として進
まない。

 それで地元の子供にお金を出してバッタを集めてもらったら、さらに大変な
ことになる・・・このあたりの抱腹絶倒のエピソードは読んで楽しんでいただ
こう。バッタがいないので、一時別の虫に研究対象を切り替えたり、いやはや、
大変である。

 そんなこんなとトラブルは続くが、欧米の研究者がめったに来ない現場にい
ると、色々なことが見えてくる。前野氏は次々とサバクトビバッタの生態につ
いて新発見を続けていくのだ。

 そしてやって来る、バッタの大発生。まさにこの時を待っていた前野氏、小
躍りして喜び、バッタの大群を観察しつつ移動していく。行く手には世界一長
い列車で有名なモーリタニア唯一の鉄道の線路が走っている。それを越えて行
こうとしたら止められた。レールの向こうは地雷原。昔戦争があって今も地雷
が埋まっていると言う・・・まぁフィールドに出ると言うのはこうしたトラブ
ルと無縁でいることは出来ないのだろうけども、地雷に遭遇する経験はそうそ
うない。

 そんな前野氏の活動を暖かく見ていたパパ所長が本の最後に特大プレゼント。

 バッタの大群が発生し、このままでは首都に到達する。首都にバッタの大群
が入ると国家の威信にかかわる。そんな大群を前野氏のために生かしておいて
くれた。バッタの大群が発生したら、普通は研究所のスタッフが総出で駆除に
あたる。サバクトビバッタ研究所は駆除機関でもあるのだ。

 国家の威信がかかっているから、失敗すれば所長のクビが飛ぶかもしれない。
そんなリスクを冒して、バッタの大群が首都に迫る最後の最後までバッタの大
群を生かしておいて前野氏に観察させたのである。このクライマックス、人に
よっては涙が出るのではないかと思う面白さ。

 しかし、物語はここで終わらない。前野氏には昆虫学者としてアカデミック
ポストをゲットするという最終目的があるのだ。もちろんアカデミックポスト
はめでたくゲットしたわけだが、その過程も読みごたえがある。読後、人との
出会いがどれだけ大切か身に染みる人も多いのではないだろうか。

 それにしても、21世紀になっても、まだこんなフロンティアがあったんだ・
・・サバクトビバッタがアフリカで大きな災厄をもたらしていることは世界的
に知られているし、それだけに多くの人が研究していると思っていた。しかし
ほとんどの研究者が現場に行かず実験室内でバッタの駆除や被害軽減に関係な
い研究をしているとは知らなかった。

 だからこそ前野氏がパイオニアになれたわけだが、他にもそんなフロンティ
アはあちこちに残っているかも知れない。

(朝日山 烏書房付属小判鮫 マカー歴二十うん年)

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■「おばちゃまの一人読書会〜中高年の本棚〜」/大友舞子
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『浪費図鑑―悪友たちのないしょ話―』(劇団雌猫・著 小学館)

ヲタ活動にはまって落ちて、溶けるお金の話

 まあまあ長い間生きてきておばちゃまが思うこと、それは、

 「愛にお金をかけるのが最高の快感」

 ということ。食べもの、家賃やローン、生活必需品への消費はおいといて、
お金を何に使うかとなったとき、趣味とか旅行とか服とかの自分のためになる
ものに使うのはまあまあの消費。でも、愛する他人に使うのが一番贅沢でムダ
で快感なんだと思います。だからダメ男に貢いで会社のお金を着服して東南ア
ジアに逃げる女の話が妙に人気になるのよね。

 リアルな他人に貢ぐ機会がない場合、アイドルや芸人、声優、タカラヅカな
ど半分バーチャル半分リアルな存在にお金をかける、いわゆるヲタ活動に従事
するのも快感であります。

 発売以来たちまち重版になったこの本は、そのヲタ活動のありさまを赤裸々
に描いた自分発信ルポ。これまでにもこの分野には、ジャニーズファンのある
ある的な本がありますが、今回はヲタ活動における「財政面」に焦点をあてた
のが新しい。

 では、その実態を見てみましょう。

◎ソーシャルゲームの課金で1回に3万円使った(ヲタ活動では「溶かした」
 と表現するらしいです)
◎同人誌は同じものを3冊買う。
◎若手俳優にプレゼントを30万(2年間)
◎追っかけ費用130万。
◎タカラヅカの観劇のために、宝塚市に賃貸マンションを借りる。

 詳しいことは本を読んでみてください。

 これをバカとかムダとかいう人は、正常な人なのでそのまままっすぐな道を
歩いて行ってください。わかりすぎる人、またはもうこの道に入っているとい
う人は・・・・・まあとことんやるしかないですね。

 この本を読んでおばちゃまが思ったことは次の3つです。

(1)寄稿している人はみな賢い

 この本にはいろんなジャンルのヲタたちがいかに浪費しているかを書いてい
るのですが、書いてる人の知的偏差値はみな高いと思いました。オタにもいろ
いろいて、ただワーキャー言ってるだけの人がほとんどですがその中から、た
とえば有名ブロガーのように、オピニオンリーダーというか「私はこう思う」
と愛する対象を分析したり意見を述べたりする人たちが生まれてくるんですよ
ね。この本に書いている人たちはそれにプラス、ヲタを愛する自分への自己分
析もきちんとしていて、はまり具合を客観的に見られて自虐的考察ができてい
る。これ、アホじゃできませんて。だからはまる分野はさまざまですが、皆さ
ん文章の書き方と論旨の展開が似てると思いました。

(2)さほどでもない金額

 そして浪費とは言うけれど、金額的にはさほどでもないんだなと思いました。
上にあげた金額でも多くて1年で130万。ヅカの賃貸マンションもグループで
借りて、しかもほかの組のグループと共同管理して1年を回しているらしいの
で、1人当たりはさほどでもない。(賢いなああ! しかし、近所の人にして
みたら不審ですよね。年代の違う女性たちが入れ替わり立ち代わりするって。
なんかの犯罪グループ?宗教?って思うでしょうね。いや、ある種の宗教なん
ですが)。

 ほかの趣味でもっと使う人もいるでしょうから、浪費といってもたいした額
ではない。

 しかし! これは彼女たちが汗水たらして働いたお金から抽出されたまっと
うな浄財なんですよ。バイト先でいやなこともあったでしょう。家事育児をこ
なしてパート勤務したわずかなお金から出ていることもあると思います。そし
てオタ活の対象には税金は1円も投入されておりません。バレエ、クラシック、
能、狂言、歌舞伎などには文化振興の名目で文部科学省あたりから何がしかの
税金が入っております。しかし、どの省庁がジャニコンやコミケに助成するで
しょうか。すべて彼女たちの汗水から出ているわけです。だから尊い!

 額が少ないからこそヒリヒリした消費であり、収入に対しての消費割合が大
きいからこそ、(そのうちエンゲル係数に次ぐ消費指数としてヲタ指数ってい
うのが出るかも)快感なのです。

(3)なぜヲタ活するのかの研究が未知数

 ネットによってヲタの存在が表面に出てきた昨今ですが、実はこの手の消費
は前からされていました。
 ヅカファンは前からいたし、歌舞伎もあるし、オペラもいる。実はおばちゃ
まの友人の1人に、大御所歌手のヲタをここ30年やってて1か月公演全ステ
(すべての公演を見ること。もちろん、内容は同じです。トークで話すギャグ
も同じだそうです)という子もいます。これらは皆出費額もケタ違い。この本
の寄稿者は比較的若い世代、フィギュア(スケートの方)が少し入っているぐ
らいなので、金額が少ないのだと思います。

 なぜこれができるのかというと、

 女性の経済的自立、女性の結婚・出産への社会の束縛が薄れていること、ネ
ットの拡大などの社会的要因があげられると思います。つまり、女性たちがい
わゆる適齢期になっても結婚して子どもを産めという社会からの規制がゆるみ、
稼ぐ場が広がっているのが理由ということ。つまり、女性たちがヲタ活できる
いい世の中になったなあということ。

 しかし、「異常なほど何かにのめり込んでいる時、人は他の何かから逃避し
ていることが多いように思う。私にとって彼らは依存の対象だった」(フタコ
ブラクダさん)という記述もありました。女性たちにとって、いまだに狄覆
べき本筋の道瓩箸いΔ發里あり、ヲタ活はその代償に過ぎないのか、ある一
定期間の遊びなのか、いやいやこっちが本筋だとばかりに会社のお金を着服し
て東南アジアに逃げるヲタが出現した時に(前にヅカファンに1人いましたよ
ね)本当のヲタと認知されるのか、そこが知りたいものです。

 全国津々浦浦の大学に数人ずついる社会学の研究者の方の中からヲタについ
て研究する人が出てくださることを祈念します。深く考えるとヲタはジェンダ
ー論とも関係があるけれど、女性学の方でこの分野に発言している方を知らな
いのでそこもよろしくと思います。(まあジェンダー論に携わる方々自体が内
輪でわちゃわちゃしているだけのヲタ活みたいなとこもあるかも)。失礼しま
した。

大友舞子(おおとも・まいこ)
昭和20年代生まれのフリー編集&ライター。関東生まれで関西在住。

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■献本読者書評のコーナー(応募要項)
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 この本の書評を書きたい!という方は、応募要項を御確認の上、ご連絡くだ
さい。

・『ミスなくすばやく仕事をする技術』(秀和システム)
 http://www.shuwasystem.co.jp/products/7980html/5125.html

・『マンガでわかるグーグルのマインドフルネス革命』(サンガ)
 http://www.samgha-ec.com/SHOP/300870.html

・『脳疲労が消える最高の休息法 CDブック』(ダイヤモンド社)
 https://www.diamond.co.jp/book/9784478101919.html

・『セブン・ハーフ・アンド・ワン』(文芸社)
 http://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/detail/978-4-286-17241-5.jsp

・『トシ、1日1分でいいからフクシマ英語に触れてみて。それだけできっと世
  界は変わる。』(SCICUS)
 https://www.facebook.com/scicus.jp/posts/1054815034566643

・『あれか、これか
  「本当の値打ち」を見抜くファイナンス理論入門』(ダイヤモンド社)
 http://www.diamond.co.jp/book/9784478066041.html

・『最高のリーダーは何もしない』(ダイヤモンド社)
 http://www.diamond.co.jp/book/9784478068137.html

 参加ご希望の方(つまりは書評をご執筆いただく方)は、

・希望の書籍名:
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・筆名(あれば):
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 をご記入の上、下記までメールください。

 表題【読者書評参加希望】
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 皆さんのご応募、お待ちしております。

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 このコーナーの仕組みはとてもカンタンです。

1)まず、出版社の皆様より、献本を募ります。冊数は何冊でもOKです。下記
 まで御自由にお送り下さい。(著者の皆様からの直接の献本はご遠慮くださ
 い。かならず出版社からの献本をお願い致します。)

 〒142-0041 東京都品川区戸越5-4-3 アズ品川ビル4階
       ビズナレッジ株式会社内 [書評]のメルマガ 献本 係

2)このメルマガ上で、その本を読んで、書評を書きたいという方を募集します。
 先着ではなく、文章執筆実績と熱意優先で選ばせていただきます。(過去に
 執筆された文章などございましたら、合わせて御連絡ください。)

3)発行委員会はいただいたメールの中から、ピックアップし、献本いただいた
 本を送付します。(残念ながら提供いただいた冊数に応募数が満たない場合
 には、60日後に古本屋に売却します。)

4)ちなみにここでいう書評というのは、当メルマガに掲載する記事ではありま
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 書店でも結構ですし、ブクログなど、専用のサイトでも構いません。つまり
 は当メルマガではないどこかリンクのできる外部に書評をアップお願いしま
 す。(あまりにも短いものは書評とは呼べませんので、文字数の条件を設け
 ました。書評は500字以上でお願い致します。)

5)献本を受け取った方は、1ヵ月後のメルマガ発行日までに、どこかに書評を
 掲載し、そのURLを発行委員会に送付します。(もし、本を受け取りなが
 ら期日までに書評を書かない場合には、以降、送付は致しません。

6)ちょうど一ヵ月後のメルマガにて、書いていただいた書評のURLを紹介さ
 せていただきます。期日に間に合わない、あるいは書けないという場合、送
 料をご負担いただき、書籍を返送いただきます。

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■あとがき
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 驚くべきことに、発行日に発行です。やればできる!(あ)

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