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[書評]のメルマガ vol.685


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■■ mailmagazine of book reviews  [ガラケー派にとっては迷惑千万 号]
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■コンテンツ
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★「トピックス」
→ トピックス募集中です

★「音楽本専門書評 BOOK’N’ROLL」/おかじまたか佳
→ #110『八月の光』

★「目につく本を読んでみる」/朝日山
→ 『人生の勝率』の高め方 土井英司 角川書店

★「おばちゃまの一人読書会〜中高年の本棚〜」/大友舞子
→ 『ジャニーズは努力が9割』(霜田明寛・著 新潮新書)

★【募集中】献本読者書評のコーナー
→ 献本お待ちしています!

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■トピックス
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■今回の献本読者書評のコーナー
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 この本の書評を書きたい!という皆様、詳細は巻末で!

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■音楽本専門書評「BOOK'N'ROLL」/おかじまたか佳
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#110『八月の光』

 先月、ウィリアム・フォークナーの名作『八月の光』を読んだ。理由は八月
だったから。

 大部の書ではあるが、小説だし、再読だし、そんなに手こずらないと思った
のに、案外時間がかかった。再読とはいえかなり久しぶりでほとんど何も覚え
ておらず、読み始めてもまったく記憶が蘇らない。実質的には初読に等しかっ
たせいだろう。

 舞台は、アメリカ南部。行ったことはないが、その八月といえば、やはり暑
くて湿気が多いのだろうか。まして時代は1930年頃。冷房もない。

 物語の構造は複雑だが、中心にあるのはひとつの殺人放火事件である。それ
でこのアメリカ文学の古典が、昔のミステリー解説本ではベスト100に入って
いたりする。

 とはいえ、謎解きではない。犯人はクリスマスであると明かされている。

 もちろん、12月25日が人を殺し、家に火を放ったわけじゃない。ジョー・ク
リスマスという名前の男が犯人なのだ。彼はイエス生誕の日、孤児院に捨てら
れていた赤ん坊だったので、そんな変わった名を付けられた。一見白人だが、
実は白人の娘と黒人の男の間に生まれた混血児だった。このことの意味は1930
年代の南部アメリカではとても重い。

 養子にもらわれるが、厳格なクリスチャンだった養父の暴力的な支配に反抗
し、18歳で家出。以後、放浪の旅の末、33歳で物語の舞台であるジェファーソ
ンに流れ着く。

 そこで彼が出会ったのは、北部から移住して来た黒人解放論者で周囲から孤
立していた一家の、最後の生き残りである孤独な女性、ジョアナ・バーデン。
彼女の家の裏にある黒人小屋に住みつき、肉体関係を持つが、それは普通の恋
愛とは異なる歪つな形をとる。その結果、二人の錯綜した心理が、物語を殺人
放火という破局へ導くのである。

 この物語に覆いかぶさっているのは、重苦しい宗教の影だ。

 確かにジョー・クリスマスは、黒人の血が混じっているがゆえに人種差別を
受けるのだが、彼の人生を狂わせたのは、むしろキリスト教だという印象を受
ける。その名前といい、養父がクリスチャンだったことといい、物語当時33歳
という、キリストが十字架に掛けられた年齢と同じであることといい、随所に
宗教的刻印を押された人物でもある。

 いまでもこの地域はバイブル・ベルトと呼ばれ、原理主義のキリスト教徒も
多いそうだが、この時代、信仰は一層深く生活に根を下ろし、人々の思考を縛
っていた。

 宗教心があるのは悪いことではないが、キリスト教というのはユダヤ教以来
の怒れる神を戴いているせいか、イスラム教同様どうも血なまぐさくなりがち
だ。

 さらに、脇役ながら重要な人物であるハイタワーという男も、元牧師である。

 彼はジェファーソンの町に赴任してきたが、妻との間がうまく行かず、その
トラブルが原因で牧師の地位を追われる。だがそれでもこの町に住み続け、近
隣の人たちからも忌避されながら、孤独に老いを重ねている。

 この人物が登場する場面で、フォークナーは何度か「音楽」について言及し
ている。

 それはもちろん、ハイタワーが牧師だったからであり、教会に音楽はつきも
のだからだ。

 物語の終わり近く。ハイタワーは自分の家の窓辺で、暮れていく町を一人眺
めている。

 水曜である。当時は日曜の朝と夕、そして水曜の夜、人々は礼拝のために教
会へ集まった。だから彼は、まもなく町の人たちが近くの教会へやって来るの
を知っている。そして時間になれば、音楽が始まる。それはオルガンの音楽だ。
かつては数えきれないほど聴いた音楽。いまは教会を追われ、間近に聴くこと
が叶わなくなった音楽。

 しかしハイタワーは、その音楽を感動的だとは考えない。「あの熱狂的で厳
粛で深遠な十字架刑の姿と態度を再現する」ものだと思い、それは「冷酷で執
念深い性質を持ち、用心ぶかくて、我が身を犠牲にする情熱もなく、頼み、懇
願するのだが、それは生をではなく、死をこい願っているのであり、他の新教
音楽と同様、人々に生命を禁じるその高い調子は、まるで死が賜物であるかの
ように、死を請求している」と感じるのだ。

 そんな風に説明されると、誰も聴きたがらないのではと思ってしまうが、教
会に集まる会衆はそれを積極的に求める。つまり彼らは、死を受け入れ、讃え
るのである。

 なぜなら、自分たちがかくも哀れな姿に創造されたことに対し、造物主たる
神に復讐したいと願っているからだ。そうハイタワーは考える。

 平たく言えば、「神め、こんな惨めな人生をわれわれに与えやがって、これ
くらいなら死の方がましだ、くそ、死を讃えて歌ってやる、ざまーみろ」とい
うところだろうか。

 すなわち、讃美歌は復讐の歌なのである。

 しかも、このアクロバティックな論理展開を、彼はさらにもうひと捻りする。

 南部人は「喜びや陶酔に耐えられない」とし、「そこから逃避するために暴
力と酒と喧嘩と祈りを用い、破滅する時にも、また、同様に、きまって暴力を
用いるのだ」と断定する。「だから彼らの宗教も当然のことに、彼ら自身やお
互いを、十字架上に追いあげるようなものになるのだ」。

 しかし、現実に自分を十字架に追いあげる人間はいない。だから代わりに贖
罪をしてくれる、スケープゴートが必要になる。

 かつてそれはイエスであった。そして1930年のジェファーソンでは、黒人で
ありながら白人女性と姦通し、放火殺人の大罪を犯したジョー・クリスマスな
のである。

 かくして、その水曜日、教会に集まった善男善女は、ローマ総督ピラトの屋
敷に押しかけ、イエス・キリストの処刑を迫った群衆に重なり合う。

 ロック・オペラ『ジーザス・クライスト・スーパースター』ではこの場面で、
群衆が「Crucify him(彼を十字架に)!」と大合唱するのだが、あの叫びが
まさにこのオルガン音楽に共鳴している。

 とはいえ、この場面は静謐だ。会衆は黙ってミサに参加し、牧師の説教に耳
を傾けている。いや、厳密には、いるらしい。なぜならその様子を、教会から
追われたハイタワーは見ることが出来ないからだ。ただ、自宅の窓辺にじっと
座って想像している。

 しかし、静かな分、ある種の恐ろしさがある。敬虔な信仰の場で、人々が心
の底で願っているのが死であるというグロテスクなコントラスト。

 そう言えば、八月は日本がアメリカに敗戦した月でもある。あの戦争にこの
国を駆り立てたのは、実は国民自身だった、という説もある。米英討つべし、
の世論に押されて、政府は開戦せざるを得なかったというのだ。

 もしそれが一面の真実なら、『八月の光』の南部人たちが神への復讐として
死を望んだのに対し、昭和16年の日本人たちは天皇という現人神への愛として
鬼畜米英の死を望み、十字架にかけようとして返り討ちにあった、とも言える。

 ともあれ、名もなき大衆の暗黙の意志が、時に大きな破局へと歴史を進めて
いくことはままあることだ。大衆の一人として、その恐ろしさは常に噛み締め
ておきたい。

 さて、このように、音楽が重要なモチーフとして登場するフォークナーの
『八月の光』は、音楽本としても優れているのだが、一方、ひとつの疑問が湧
く。

 『八月の光』に登場する音楽は、ほとんどが白人の音楽なのだ。

 物語には脇役ながら黒人たちも登場する。彼らの生活もわずかだが描かれる。
そしてジョー・クリスマスは白人と黒人の混血である。

 なのに、黒人音楽にほとんど言及されていないのは、なぜか?

 フォークナー自身白人であり、当時は黒人のコミュニティに相当深く入り込
んで行かなければ、彼らの音楽を耳にする機会がなかったのだろうか?

 しかし、一ヵ所、黒人少年が歌を口ずさむ場面がある。

「彼は歌いはじめた、平たいメロディで、リズムに溢れ、節は単調だがはずん
だ調子だった。

 あの若い、黒んぼ女

 あの子のプディング、ほしいもの言ってみな、

 さあ

 隠しゃしないで、言ってみな」

 この黒人少年の歌を「単調なメロディだがはずむようなリズムがある」と記
しているのは、ブルースを彷彿とさせる特徴で、フォークナーがまったく黒人
音楽に無知だったとも思えない。

 実際、未読だが、「ある夕陽」(原題”That evening sun”)という短編が
あり、このタイトルはW.C.ハンディが作曲した「セントルイス・ブルース」の
一節「That evening sun goes down」から取られたという。

 だが、この短編と「セントルイス・ブルース」にはそれ以外に密接なつなが
りはなく、「フォークナーとブルースをゆるやかに結びつける批評はいくつか
あるにしても、タイトルとストーリーとの関連を掘り下げて論じ、成果を上げ
ているものは、まだ見当たらない。」(「「あの夕陽」とデルタの変容 フォ
ークナーのブルース」梅垣昌子)そうだ。

 この点に関しては、まだまだ、謎である。

ウィリアム・フォークナー
加島祥造訳
『八月の光』
昭和四十二年八月三十日 発行
昭和六十二年三月二十日 二十二刷
新潮文庫

おかじまたか佳
素人書評家&アマチュア・ミュージシャン

最近、イベントや演劇のチケットがスマホ・チケットになっています。ガラケ
ー派にとっては迷惑千万。紙にプリントすればOKなイベントもあれば、そう
でないのもあり。ややこしいことこの上ない。いやだけどいよいよスマホを持
たざるを得ないかと検討中。実に不愉快。さて、月光グリーンの6年ぶりの新
譜『We are GEKKO GREEN』が発売になりました。こちらは愉快痛快。毎日ヘビ
ロテしております。

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■「目につく本を読んでみる」/朝日山
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『人生の勝率』の高め方 土井英司 角川書店

 有名な出版エージェントの土井氏の新著。人生ではなくて、「6次産業」の
成功の確率の高め方には一言言いたいこともあるというか、あっちこっちでギ
ャーギャー言っている者としては、タイトルにある「確率の高め方」に反応し
てしまうわけである(^^;

 舞台は都内某所。「AI時代に勝ち残るビジネススキル講座」の終了直前、司
会者が講師のD氏への最後の質問として200人の中から20代とおぼしきスーツ
姿の男性を指名したところから始まる。

 スーツ姿の男性の質問は元アマゾンのカリスマバイヤーで「人生がときめく
片づけの魔法」のプロデューサーとしても有名なDさんが書評を書くとベスト
セラーになるという噂について、書評を書くコツがあるのか?というもの。

 ここでDさんが誰なのかバレるわけだが、答えは「僕が書評を書いたからベ
ストセラーになった」のではなくて、「ベストセラーになる素材を選んで書評
を書いている」のが実際であるという。

 そこから「人間は、うまくいったことの理由を個人の能力、努力、頑張りに
求めがちですが、実際には、『選択した時点』で、結果の9割は決まっていま
す」として、成功する確率の高い集団に属して、そこからに適切なものを選ぶ
力の重要性をストーリー形式で説く。

 そして、「努力よりも優先すべきなのは、選択です」言い換えれば「努力が
報われないのは『選択』が間違っているからです」とまで宣うのである。

 コンサル時代に何百人と経営者は見てきた。Aという経営者とBと言う経営
者を見ていて、たぶん誰が見てもAの方が優秀だと思うのに、業績はBの方が
いいとか、普通にあった。こうなる理由はいろいろあるのだけど、優秀な経営
者の会社の業績が悪いのは、単に営んでいる業種の環境が悪かったこともよく
あった。逆に急成長業種だと、オツムがよさそうでない人でもブイブイ言えて
いたりもしたのですね・・・昔の某外資系○○業界とか。

 ま、それはともかく成功した経営者で、よく自分の成功要因として「運が良
かった」という人が少なくないのも、そうした選択の運、不運が実際の経営を
大きく左右することを知っているからだろう。

 なので、この主張には全く異議はないのだけど、それにしても身もふたもな
いこと書くよな〜と思いながら読み進めていく。書かれているのは、タイトル
通り人生の勝率を上げるために、どのような選択をするのかのノウハウとして

2章「選択基準」を明確にする
3章「キーパーソン」を味方につける
4章 価値ある「情報」のつかみ方
5章「運」は戦略的に呼び込める

と続いていく。

 挙げられていくノウハウの一つ一つは、読書量が多い人ならどこかで聞いた
ことがある内容も多いだろう。しかし、先に挙げた目次を読んで、「よくある
内容だな」と思う人は、なおさら読んだほうがいい。一見陳腐なノウハウでも、
この本の文脈で読むからこそ、血肉となり、脳みそに刻まれる・・・そんな書
き方をこの本はしているからだ。

 なぜこう「すっと」この本の世界に入っていけるのか・・・大きな声では言
ってはいないが、この人は相当に苦労も失敗もしている。おそらくは人生の敗
者となる1歩手前まで行ったが、踏みとどまったといった経験を何度かしてい
る。

 敗者となる1歩手前まで行って、踏みとどまれるかどうかは、その人に「自
信」があるかどうかで決まる。人生は何度失敗してもいい。というか、どんな
に有能な人でも失敗しないなんてことはない。

 DeNAを見よ。マッキンゼーのパートナーを務めた、きわめて優秀なコンサル
タントの方が創業しても八年は鳴かず飛ばずだったし、大成功した直後にまた
大失敗したじゃないか!だから問題は失敗にあるのではなく、失敗しても堪え
ない、再びチャレンジを始められる意志を持てるかどうかであって、そんな意
志を持てるか否かは「自信」の有無による。

 その「自信」を読者につけてもらいたい。そう思って書いているのがありあ
りとわかる。だから、すっと内容が頭に入ってくる。

 もちろん初めて読む内容もある。この本には「自分の『変わる力』を信じる」
という目次があるのだけど、これなんか個人的にしびれる。そう、何度もくじ
けそうになりつつも踏みとどまった人には、このせりふは刺さるはすだ。

 そしてあきらめないことの大切さ・・・やはり目次に「師匠やメンターを追
い込め」と言わんばかりのことを書いてあるのは、ここであきらめて欲しくな
かった顧客(著者の本職は出版エージェントだから、クライアントだろう)を
繋ぎ止められなかったという後悔があるのだろう。繋ぎ止められていたらベス
トセラー作家に育てられたのに、できなかった。そんな後悔がなければ、こん
な文章書けないわ。

 出版エージェントとして有名な方だから、この本を読むのは出版に関心のあ
る人が多いと思うけども、そういう人だけの本にするにはもったいない。人生
に倦んでいる人は、だまされたと思って一度読んでもらいたい。たぶん、後悔
はしないはずだ。

(朝日山 烏書房付属小判鮫 マカー歴二十うん年)

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■「おばちゃまの一人読書会〜中高年の本棚〜」/大友舞子
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努力でいける? いけない? を考えてみた
『ジャニーズは努力が9割』
(霜田明寛・著 新潮新書)


 この本のタイトルを見て、ミキの漫才を思い出した人、多いと思います。
ミキは大阪の若手漫才師で兄弟でコンビを組んでるんですね。
 弟が言います。

弟「兄ちゃん、送っといたから」
兄「何をや」
弟「履歴書」
兄「どこにや」
弟「だから、ジャニーズ事務所」
兄「なんでや!」
弟「だってジャニーズ事務所ってたいてい兄弟が履歴書を送ることから始まっ
  ているやん」と言い、小太りブサイクの兄が「なんでそんなことをしたん
  や。恥をかくだけや」と言われて
弟「だってお兄ちゃんは優しいから」
兄「優しさだけではジャニーズになれん!」
弟「だったら聞くけど、ジャニーズにはイケメンしか入れないんですかッ!?」
兄「(キレて)そうですッ!!!」

というネタです。(詳しくはネットで)

 外見を度外視して努力が9割なんて、大胆なタイトル。

 こういう本があるから、「どんな努力もします」という勘違いな人がオーデ
ィションを受けにきちゃうわけです。

 ジャニーズ・・・確かに10代でそう見栄えがよくなかった少年でも合格して
スターになっている例がないわけではありません。でもそれは、ジャニー喜多
川という、その少年の「20年後の姿が見える」という天才プロデュサーがいた
からこそで、それも例としては少なく、だいたいはイケメンが合格しているわ
けです。

 努力すれば何とかなると信じるか、努力だけではどうにもならない世界があ
ることを知るのが大事なのか・・・・うむむ、難しいよね、言いにくいよね。

 この本には、ジャニーズ所属タレント16人を取り上げそれぞれはどんな努力
したのかを書いてあります。実際に著者が会ったのは1人だけであとは芸能誌、
週刊誌などからの抜粋を基本にしたもの。つまり、いわゆる「資料書き」とい
うヤツですね。たぶん、ファンなら知っている事柄が書いてあって、コアなヲ
タなら、「これ書くならあのエピを書いてよ」ぐらいは言いそう。

 では、この本が読むに値しないのかというとそうでもありません。

 やはりたぐいまれなる資質を持った少年がさらに努力して切磋琢磨する姿は
美しく感動的。

 「アイドルは求められたところで最高の結果を出す『最強の存在』でなくて
はいけないと思うんです。音楽でも芝居でもキャスターでも、その筋の専門家
に囲まれる中で『できるね』と言わせるために、人より勉強して、人より多く
の時間を費やさなねばいけない」(亀梨和也)

 なんていうフレーズを読むと、「私も頑張ろう」って思えます。これは、ジ
ャニーズを媒体にした自己啓発本なんですね。

 あと、著者のがんばりにも敬意を表したいです。著者は実際にジャニーズの
オーディションを受けたけど、仕事に呼ばれないまま年を重ねている“ジャニ
ーさんからの電話を待っている組”(今はタッキーからの電話を待っていると
いうことになるのかな?)。30代半ばにしてライターとして数冊の著作をもの
にしつつ、がんばっている最中って感じですね。

 後半で少し、「努力が9割って書くのはムリがあるかなあ」とためらい弱気
になりつつも、そこはふんばって、最後まで「努力が9割」と言い切ったのは
お見事でした。ジャニーズに合格してもおかしくはない爽やかイケメン、いつ
か成功してテレビにコメンテーターとして出てジャニーズのだれかと共演でき
るといいね。

 大きな引き出しで同業者の私が著者に言えること、それは、

「ライターは努力が10割」。

がんばってね!

大友舞子(おおとも・まいこ)
昭和20年代生まれのフリー編集&ライター。関東生まれで関西在住。
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■献本読者書評のコーナー(応募要項)
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 この本の書評を書きたい!という方は、応募要項を御確認の上、ご連絡くだ
さい。

・渋谷昌三 著『人を傷つける話し方、 人に喜ばれる話し方』(WAC)
 http://web-wac.co.jp/book/bunko/280

・『ヒューマン ─ 私たち人類の壮大な物語』(発売:紀伊國屋書店)
 http://www.human.ac.jp/cm/president.html#book3

・『たまご社長が教える運をつくる仕事術』(三楽舎)
 http://www.sanrakusha.jp/archives/1510


 参加ご希望の方(つまりは書評をご執筆いただく方)は、

・希望の書籍名:
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 をご記入の上、下記までメールください。

 表題【読者書評参加希望】
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 皆さんのご応募、お待ちしております。

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 このコーナーの仕組みはとてもカンタンです。

1)まず、出版社の皆様より、献本を募ります。冊数は何冊でもOKです。下記
 まで御自由にお送り下さい。(著者の皆様からの直接の献本はご遠慮くださ
 い。かならず出版社からの献本をお願い致します。)

 〒142-0041 東京都品川区戸越5-4-3 アズ品川ビル4階
       ビズナレッジ株式会社内 [書評]のメルマガ 献本 係

2)このメルマガ上で、その本を読んで、書評を書きたいという方を募集します。
 先着ではなく、文章執筆実績と熱意優先で選ばせていただきます。(過去に
 執筆された文章などございましたら、合わせて御連絡ください。)

3)発行委員会はいただいたメールの中から、ピックアップし、献本いただいた
 本を送付します。(残念ながら提供いただいた冊数に応募数が満たない場合
 には、60日後に古本屋に売却します。)

4)ちなみにここでいう書評というのは、当メルマガに掲載する記事ではありま
 せん。送付先御本人分のブログ、あるいはアマゾンや楽天などのオンライン
 書店でも結構ですし、ブクログなど、専用のサイトでも構いません。つまり
 は当メルマガではないどこかリンクのできる外部に書評をアップお願いしま
 す。(あまりにも短いものは書評とは呼べませんので、文字数の条件を設け
 ました。書評は500字以上でお願い致します。)

5)献本を受け取った方は、1ヵ月後のメルマガ発行日までに、どこかに書評を
 掲載し、そのURLを発行委員会に送付します。(もし、本を受け取りなが
 ら期日までに書評を書かない場合には、以降、送付は致しません。

6)ちょうど一ヵ月後のメルマガにて、書いていただいた書評のURLを紹介さ
 せていただきます。期日に間に合わない、あるいは書けないという場合、送
 料をご負担いただき、書籍を返送いただきます。

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■あとがき
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 結局、成功の秘訣は努力なんでしょうか。選択なんでしょうか。AIに仕事
が奪われるかというこの時代、何の分野で努力するかの選択が成功の要因なの
かもしれません。(あ)

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